南アフリカ・ヨハネスブルグ 英語力のなさを痛感した国際学会

学会発表でシンガポール航空に乗ってシンガポールを経由して、南アフリカのヨハネスブルグへ!と言うのが前回までの話。無事ヨハネスブルグの空港に到着した僕が向かったのが、今回の出張の目的地でもあり、宿泊地でもあるホテルでした。今回はホテルが学会会場にもなっているという海外ではよくあるパターンです。空港から送迎タクシーに乗ってまっすぐホテルへ向かいました。そんなホテルや学会での話です。

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ホテルはメールで予約

今時、ホテルの予約なんて、Booking.comやagodaとかだと思います。でも、今回宿泊したホテルは、直接メールで問い合わせるしか予約する手段がありませんでした。

つたない英語で予約したい旨をメールで送信したのですが、間違って予約メールを参加する学会の事務局に送ってしまい、学会事務局の人もびくりしたことでしょう。

ごめんなさいメールを学会には送り、ちゃんとホテルに予約メールを送り直し、無事シングルルームを予約しました。

3泊4日の滞在で、合計3万円程度でした。リーズナブルです。どうせ出張なので、値段が高くてもいいのですが。

宿泊したのは、Saint George Hotelと言うホテル。ヨハネスブルグとプレトリアの中間に位置するホテルです。ここで行われた学会に参加しました。

チェックイン前に学会始まる

どんな学会かと言うと、アウェイの学会です。一度も参加したこともなければ、知り合いもいません。そして、どちらかと言うと南半球の人たちが集まっている学会のようで、オーストラリアやニュージランド、南アフリカの人が中心のようです。

ホテルには9時ぐらいに到着しましたが、チェックインは13時からとのこと。気づけば10時になり学会のオープニングセレモニーが始まりました(下の写真)。

日本からシンガポールへ7時間、シンガポールで8時間の乗り継ぎ時間をへて、シンガポールからヨハネスブルグへは10時間かけ、朝の6時ごろにヨハネスブルグに到着した僕は、そのほとんどの時間を寝ていたにもかかわらず、まだ眠たかったです。

そして、ショックなことがわかりました。

あれ?英語が全然聞き取れない・・・てか、速すぎて意味がわからない。何パーセントは理解できるとか言う次元ではなく、一切聞き取れないこともあるほどです。逆に、全部聞き取れる人もいましたが、その人はギリシャからの参加者でした。

僕は東南アジアに友達が多く、英語圏には友達は一切いません。そして、この学会の参加者の多くが南アフリカとか、オーストラリアなどの英語圏の出身なんです。僕にとって、初めてネイティブの方がたくさんいる学会なのです。でも、全然聞き取れませんでした。こんな英語は学校で習ったことないよ・・・と言うレベルです(日本の英語教育を恨みました)。

オープニングセレモニーが終了すると、パラレルセッションへ(上の写真)。一応、先輩の後ろをついてセッションに参加したのですが、ここでも頭の中には「?」マークが・・・。何一つとして理解することはありませんでした。

う、う、う・・・日本に帰りたい・・・。

学会から逃げてホテルの部屋へ

そんなわけで、最初のいくつかのセッションを訳も分からず聞いて、いや聞いているフリをして、チェックインの時間になったのでそそくさと学会からホテルの部屋へ逃げました。そんな部屋が、下の写真のような感じ。

ホテルの部屋(上の写真)は、一人で利用するには広すぎました。シングルの部屋を予約したのに、ベッドが二つありました。

これは、かなり利用してから撮影した部屋の様子。やっぱり一人で利用するには広すぎます。インターコンチネンタルとかマリオットとか使う人にとってはそうでもないかもしれませんが、日航ホテルの中でも値段の安い日航ホテルしか使ってこなかった僕には、とても広かったです。一緒に来なかった同期も、広い部屋に泊まって羨ましいと言っていました。

部屋に閉じこもってまずやったことが、お風呂に入ることでした。日本を発って24時間以上が経過していますから、早く汗を流してリラックスしたかったです。

シャワールームはこんな感じ。特に特徴もなく、普通です。浴槽とシャワーがついていました。が、この反対側には・・・・

トイレと、小さな部屋みたいなものが。なんだこれ?と思って見てみると。

シャワーがありました。

う〜ん。浴槽+シャワーと、このシャワールームと、どう使い分けするのでしょう?

結局、このシャワールームは滞在中使うことはなく、浴槽の方でシャワーを浴びました。

シャワー後、心地いい睡魔が襲ってきて、3時間ほど寝ました。

6時くらいに起床し、学会のウェルカムパーティに参加すると、先輩は真面目に学会に参加していたらしく、シンガポールのグループと仲良くなっていました。なので、僕もそのグループに混ぜてもらいました。僕もそれなりにそのグループの人と仲良くなりました。

こうして、南アフリカの初日は終了しました。

いよいよ学会発表、ミスしながらも健闘

翌日、朝4時に起床。

すっかり忘れていたのですが、僕は発表資料をまだ完成させていませんでした。シンガポールで80%ほど完成させましたが、まだ20%ほど残っています。

睡眠のおかげで疲れは全て解消されていたらしく、また早朝で頭が冴えていたこともあり、発表資料を無事完成。その後3回もリハーサルしました(いつもだとぶっつけ本番なのですが・・・)。

念のため、先輩にも確認してもらい、今回は問題ないだろうと思いました。問題があるとすれば、質問タイムで質問された場合に英語が聞き取れないということくらいです。もしそうなった場合、英語がベラベラな先輩に助けてもらおうと思いました。

そして、いざ出陣です。

が、しかし・・・

僕も先輩も、お互いの発表が何時から始まるのかを互いに伝えていなかったので、おそらく違う時間に発表すると思っていたのですが、先輩と僕の発表開始時間が全く同じという事態に。

  • 先輩は13時から始まるAセッションの第3発表者。
  • 僕は13時から始まるEセッションの第3発表者。

つまり、僕の発表を先輩は見に来ることができません。なので、僕が英語に詰まっても先輩は僕を助けることはできません。

ということで、セッション会場の前で先輩と互いの健闘を誓い別れました。僕のセッションには、座長と仲良くなったシンガポール人グループのうちの一人、あとは黒人の方が2人いるだけでした。人数も少ないし、ラッキーといえばラッキーですが、社会科学系の学会では、オーディエンスが少ないというのはよくある風景です。

発表も、質疑も無難にこなした(質問の英語はすごくシンプルかつクリアに聞かれたので回答しやすかった)のですが、発表中に自分が作ったスライドに「京都市は年間5,000万人の観光客が来る」みたいなことを書いていたのですが、これが「50,000,000百万人の観光客が来る」というミス記述をしていました。オーディエンスもそれに気づき失笑されました。そして、間違えに気づいたものの5,000万人を英語でどういうのかがパッと分からずスルーしました。まぁ、京都には観光客がたくさん来るということが伝わったと思うので大丈夫かな?

上の写真は、セッション終了後の部屋の様子。

今まで参加した国際学会の中では一番まともに発表して、一番まともに質疑に回答していたと思います。

次回は、ヨハネスブルグ帰国編をお送りします。

おしまい。