中国国際航空の評判は悪い!日本人の僕が受けた最悪な機内サービス

今まで受けた中で一番最悪だった機内サービスってなんだろう?と思い出すといくつかあります。(機内サービスというより機内トラブルですかね?)

例えば、

  • 美味しくない機内食はよく出会いました。
  • CAさんが控えスペースでゲラゲラ笑っていてうるさい。
  • CAさんにオレンジジュースをかけられた。
  • 僕の座席だけディスプレイが壊れてる。
  • 僕の座席だけリクライニングが壊れていて常にリクライニングに。
  • なぜか自分だけ機内食をもらえなかった。
  • チキンorフィシュで、自分の前の人でチキンが終了(運が悪いだけ)
  • サービスとは関係ないけど、隣のオヤジ客が泥酔。

などなど、

オレンジジュース事件は、

  • CAさんが手に持っていたオレンジジュースをカートに収納しようとした際に、収納できてないのに手を離したので、ボテっと僕の方に倒れてきたことにより、僕にオレンジジュースがドボドボと注がれたという事件。
  • 慌てたCAさんは、僕に信じられないほどの量のティッシュペーパーを持ってきてくれたのですが、その後ティッシュペーパーの回収には来てくれませんでした。

リクライニングの故障では、

  • 背を持たれると常にリクライニングになるため、着陸前何度もCAさんに「リクライニングを戻して」と注意されました。
  • 仕方がないので前傾姿勢になって座席を倒さないように気をつけました。

このトピックだけでも長い時間話せそうですが、今日のお話はそんな可愛い話ではなく、結構深いものです。中国国際航空から受けた最悪の機内サービスですから!中国国際航空の評判は個人的にガタ落ちで、それ以来使っていません。

それは2012年9月の出来事でした。当時はマイルとかには一切興味もなく、航空会社に関しても特にこだわりはありませんでしたので、一番安かったので中国国際航空を利用しました。イタリアでの出張でクタクタだった僕は北京経由で関空へ帰ったのですが、関空行きの便で僕を待ち受けていた最悪の機内サービスの話です。

2012年9月の日中関係は最悪な状態

まず、この時期に起きていたことを知っておく必要があります。この時期、日本はある国と非常に関係が悪くなっていました。

その国は、中国です。

どんなことだったかというと、尖閣諸島を巡り、いざこざがあって、中国の人々が激怒。連日のように、中国やら世界の各地で行われた反日抗議デモのニュースをテレビで目にした時期です。

リンクはウィキペディアなので、そこまで読む必要はないですが、ウィキペディアに掲載されるくらいに事態は深刻なものになっていました。

日本政府の尖閣諸島3島の国有化以降に中国の各都市で行われた反日デモは、2005年の中国における反日活動の規模を超える最大規模のデモとなり、デモ隊が暴徒化し大規模な破壊・略奪行為に発展した。

引用元:2012年の中国における反日活動 – Wikipedia

そんな時期に僕がイタリア出張に選んだ航空会社が中国のフラッグキャリア中国国際航空でした。

北京〜関西空港で受けた史上最悪な機内サービス

中国の北京〜関空便ということで、日本人が多かったです。僕と同じように、イタリアから乗っている人も見かけました。

機材は結構古いもので、全座席にディスプレイがあるようなものではなく、国内線で使われているような機材です(中距離専用の機材)。前方にみんなで見ることができるディスプレイがついているタイプでしたので、自分で好きな映画を選んで見ることはできません。

上映される映画の内容がおかしい

ドアクローズ後、イタリアでの激務の日々の疲れで僕は寝てしまいました。

しばらくして起きて見ると、1時間ほど経過しているのに、まだ空港にいます。いや空港に着いたのか?それとも北京といえばいつも曇っているので、視界不良で北京にいるのかもしれません。隣にいた連れに聞いて見ます。

僕「遅延してるの?まだ北京?」

連れ「まだ北京!」

僕「エッ!?まだ北京なの?尖閣の件があるから、日本に行く便に対して中国の管制官が意地悪して、出発を遅らせてるのかもね。」と冗談。

連れ「その可能性はあるよ。ほら」とアゴで前方をさす連れ。

前方を見ると、何やら映画を上映していました。

なんとなく旧日本陸軍っぽい服を着た人が出ている映画で、舞台なはなんとなく中国の農村のような風景、そして、なんとなく中国人らしい人がいじめられています。その後のストーリーはこんな感じでした。

  1. 悪い日本軍が略奪やら問題行為を行います。
  2. その村の人たちのうち何人かが生き延びます。
  3. 悪い日本軍に復讐します。
  4. そしてやっつけます。めでたしめでたし。

と言う映画でした。

めっちゃ反日の映画を上映していたのです。

乗客はほとんど日本人なのに。すごく居心地の悪い機内でした。

以後、中国国際航空への評価は失墜しました。

あいこと
あいこと

へぇ〜そういうことする会社なんだ。

もしかすると、寝ている間に、なかなか離陸しないことに関しては説明されたかもしれませんし、映画も中国ではごく一般的に見られているものかもしれません。悪気はなかったのかもしれません。

あいこと
あいこと

でも、やっぱりその映画を選ぶのはなしでしょ・・・。

中国国際航空の人たちがフラッグキャリアとして「この映画を上映するのはおかしい」と誰も思わず、上映してしまうのが不思議でなりませんでした。命令されていて、おかしいことに気づいても逆らえないのでしょうか?

最近は中国国際航空のビジネスクラスを使ったSFC修行やダイヤモンド修行が流行っていますが、日中関係が再び悪くならないことを祈ります。

その後、思ったこと3つのこと

当時、僕は中国人とルームシェアをしていたので、帰国後にその中国人にその日あった出来事を話しました。中国人としてどう思っているのだろうかと意見を聞きたかったのです。

彼の考えでは、「中国国際航空も国営の企業だからそれは尖閣の報復として行われたんだよ。本当に汚いやつらだ」と言って僕以上に怒っていました。まぁ、彼は国籍こそ中国人ですが、ほぼ日本人なので、そういう意見なのかなと思います。

でも、日本人にあんな映画を見せるなんてどういう意図だったのだろうか、報復なのか?報復にしては意味がないよな、だって不快に感じるだけで誰にもメリットがないよ。ところで、あの時期の日本行きの便全てでやっていたのだろうか?と今でも謎です。

この経験で思ったことは以下の3つです。

  1. 映画は色々考慮して選ばなきゃいけない
  2. 日本と中国は一生仲良くなれない
  3. 日本でも似たようなことをやってる

映画は色々考慮して選ばなきゃいけない

例えば「北京の55日」という映画があります。

義和団事件の映画で、映画では野蛮に描かれている中国人が欧米や日本の大使、領事に襲いかかってくるけど、55日間踏ん張って欧米列強国の援軍がやってきて中国人を退治する話です。

さすがに、こんな映画を見たいと思う中国人はいないと思います。

日本と中国は一生仲良くなれない

国営企業であろうと一企業がこういう姿勢だと、仲良くなるなんていうのは、僕たち日本人が思っている以上に遥か遠い話なんだろうなとがっかりしました。

両国がもっと歩み寄ることが必要とか言われますが、反日映画を日本人に見せる人たちが歩み寄ってくるとはとても思えません。歩み寄りが大事と言うのは簡単だけど、やるのは無理。

日本でも似たようなことをやってる

この出来事に出会って考えるようになったのは、ヘイトスピーチが問題になっているように日本側も似たようなことをしているということです。決して中国だけがやっているわけではなく、日本だって同じなわけです。

僕は日本人なので「日本人が他の国の人を差別している」とは感じませんが、タイ人の妻は「日本人は東南アジアの人には配慮もなく、勝ち誇ったかのような態度や差別的な態度をとる」と思っています。

中国国際航空の件もそういうことが少しだけ関係しているのかもしれません。

おしまい。