特に忙しかったわけでもないのですが、すっかり更新せず、2ヶ月以上放ったらかしていました。その間に、妻の実家タイランドに行ってきたので、今日はその話を投稿します。とは言っても長い話になるので、まずは国内線区間の伊丹〜成田までの話です。
MKスカイゲイトシャトルで伊丹空港へ
僕は京都に住んでいるですが、いつもだと京都市内は京都市バスで移動。阪急電車に乗って大阪モノレール接続駅まで行き、最後は大阪モノレールで伊丹空港に到着というルートを通ります。
ところが・・・こんな話が・・・。
京都市民はもちろん、観光客にとってもありがたい存在の京都市営の路線バス。それが今、外人観光客の持ち込む大型スーツケースに占拠され、「じゃまで降りられない」と市民から悲鳴の声が上がっている。
(引用元:京都市営バスが外国人の大型スーツケースに占拠される 地元の人が乗りにくい系統も _ J-CASTテレビウォッチ)
京都市には2つの観光客がいます。(どこの都市でもそうですが・・・。)
- 「お金をたくさん払ってくれる観光客」=神
- 「お金を節約して、京都にほとんどお金を落とさない観光客」=悪魔
「金払う人だけ来てください!」と京都市民は思っているはずです。「どんどん様々なものを値上げして、京都に来る観光客を選別して、観光客数を減らそう!」と考えている京都市民もいると思います。
僕自身、大型スーツケースでバス後ろ部分の座席や通路を占領した3人組外国人のせいで、席が空いているにも関わらず座れない人が多数いるという京都市バスの状況に出会ったことがありますので、個人的にはこうした考え方やこの論調をすごく理解しています。
そういう背景があり、そして今回の妻のスーツケースがかなり大きなスーツケースだったので、このスーツケースで京都市バスに乗ったら白い目で見られるんだろうな・・・と感じ、MKスカイゲイトシャトルを予約・利用しました。
MKスカイゲイトシャトルなら、自宅まで迎えに来てくれて、目的地の空港(関西空港or伊丹空港)までDoor to Doorです。ちなみに京都から伊丹空港に行く場合は片道2,900円です。WEB申し込みとか往復割とかでさらに安くなります。
いつも通りの京都市バス、阪急電車、大阪モノレールだと1000円もかかりませんが、乗り換えがたくさんあります。
そんなMKスカイゲイトシャトルの車内で撮った1枚。
言い忘れていましたが、乗合タクシーです。いくつかのお客さんの自宅を転々と訪問してはピックし、全員拾ったら空港へ向かうという仕組みです。
今回は、カンクンへ行く老夫婦、マチュピチュに行く女子大生3人組、そして、タイに行く僕らの夫婦の7名が乗って伊丹空港に向かいました。僕たちが家を出て伊丹空港に到着するまでに1時間30分もかからなかったと思います。
伊丹空港で国際チェックイン
ということで、MKスカイゲイトシャトルで無事に伊丹空港の北ターミナルに到着です。到着記念に一枚パシャリ。
伊丹空港は北ターミナルがJAL、南ターミナルがANAです。でも、北ターミナルと南ターミナルが中央を境に線対称な構造になっているかというとそんなことはありません。到着口の位置とか全然違うし、北ターミナルではJALの上級会員カウンターであるJGCカウンターは1階にありますが、南ターミナルではANAの上級会員カウンターであるプレミアムチェックインカウンターは2階にあったりと、かなり違います。
早速、チェックインしますので、国際チェックインカウンターへ。
去年実施された名古屋-バンコクビジネスクラスFOP2倍キャンペーンなどの力により獲得したJGCサファイアなので、優先レーンを張り切って使用しました。とは言っても、普通のレーンには人はほとんど並んでおらず、どちらかといえば心の中で「オラオラ、平会員どもこっちを見ろ!サファイア会員のお出ましだぞ!」と見せびらかしたいから使っただけです。
JALとかANAとかよく使う人は知っていることですが、空港にはサファイヤやプラチナごときの会員はうじゃうじゃいますし、ダイヤモンド会員なんかも見飽きるほどいますので、自慢するようなことではないのも確かです。
無事にチェックインを終え、荷物を預けましたので、2階の保安検査場に向かいました。2階に向かう途中のエスカレーターからカウンター方向の写真を一枚。
見てお分かりのように、ほとんど並んでいる人はいません。関西には関西空港という国際空港があるので、わざわざ伊丹空港から成田や羽田を経由して海外に行く人は少ないということかもしれません。いや、たまたまそういう時間だっただけ?
伊丹空港の保安検査場に新しくできたSMART LANE!
保安検査場でも、ドヤ顔で「平会員ども、サファイア会員が優先レーンを使うぞ!」と心の中でつぶやきながら保安検査場を通過する予定でしたが、見慣れぬものが。
ス、ス、スマートレーン!!??
保安検査場内は撮影禁止なので、写真は撮っていませんが、さっそく使ってみました。
説明することは難しいですが、確かにSmart Laneの方がスムーズでした。100人、1000人単位で比べると明らかな差がありそうです。
ホームページによれば、以下のような特徴があるそうです。
- 検査レーンの長さを現状の約7mから約14mに延長
- 保安検査までの待ち時間を約30%短縮
- 3名まで同時に準備でき、準備ができた方から順に検査に進むことが出来る
- お客様がトレーを持ち運ぶ必要がなく、より検査が容易に
とりあえずサクララウンジ行っとく?
出張が多かった頃は「ラウンジも飽きたなぁ〜。ANAラウンジもサクララウンジも、どこも雰囲気同じだし、今日は待合室で飛行機でも見よう!」てな具合でラウンジに行かないという選択をしたことは何度もありますが、今は飛行機旅行に行く機会が少ないので、ラウンジに行く機会なんてそんなにありません。 だから、空港に行けば、ラウンジに行かなければなりません。
とりあえず、伊丹空港のサクララウンジの前で1枚撮影。
伊丹空港にはJMBダイヤモンド会員やJGCプレミア会員などが使えるダイヤモンドプレミアラウンジがあります。そっちは保安検査場から直通で、出口?のデザインもサクララウンジよりハイソに見えます。
最近は飲む機会が激減した僕ですが、今回の旅行では飲んでいいということで、ラウンジでさっそく1杯いただきました。
これが今回の旅の最初の一杯です。二杯目のお代わりをする際には、使ったグラスは返却して新しいグラスを使うことをオススメします。なぜなら、一度使ったグラスをサーバーにセットすると、中に少しだけ残っている泡のせいで、泡が多くなったり、溢れてきたりするからです。
そして、ふとショルダーバッグに入れていたパソコンが重たいので、(上写真の左側に写っている)スーツケースにパソコンを移そうと思ったのですが、なんと暗証番号を忘れてしまっていました。
仕方なく、000から999まで試して開けると言う作業をしました。300番台が終わったあたりで、妻が心当たりのある番号を試してみると3つ目くらいで開けてくれました。そして、妻に怒られました。
それにしてもこのサクララウンジ。なんかイマイチなんですよね。そう思いながら、ラウンジ内の写真を1枚撮影。
上の写真を見てわかるかもしれませんが、ここのサクララウンジには窓がありません。伊丹空港の場合、ANAラウンジには窓があるのでANAラウンジの方がオススメです。また、ラウンジオーサカというカードラウンジも窓から飛行機の離着陸も見れるのでオススメです。
登場します。いや、搭乗です。
サクララウンジでくつろいだ後は、もちろん搭乗ゲートに向かいました。「搭乗」という漢字ですが、よく間違えて「登場」と書いてしまいます。まぁ、CAさんからすればお客さんが登場するゲートなので、登場ゲートでも間違いではないかも。そんなことを考えながら撮影した1枚。
搭乗時間が近づくにつれてじわじわと集まってくる搭乗客の行動を行動科学的に何行動と呼ぶのかは知りませんが、何かの規則性や行動特性とかがあるのでは?と思うんですよね。これを明らかにしたらネイチャーとかで掲載できるかもしれません。
そうそう、よくある勘違いですが、優先搭乗はステイタス会員本人しかできません。同行者は一緒に優先搭乗できないルールになっています。でも、僕は知らなかったので、平会員の妻と一緒に優先搭乗してしまいました。以後、気をつけます。
という訳で、同じくサファイア会員くらいであろう人たちと共に飛行機に乗り込みます。
成田便なので、羽田便と比べるとはるかに優先搭乗は少なかったです。そして、優先搭乗の人たちはみんな前の方に座るのですが、僕が座った座席はというと、ここです。
一番後ろの最後尾席です。なぜ最後尾席にしたかというと、僕は小さい飛行機の閉塞感が嫌いなので、もっとも機内を広く見渡せる最後尾席が好きだからです。
ということで、いよいよ伊丹空港を出発します。ということで、ウィングレットの写真をパシャり。
そして、こういう感じの写真が僕のiPhoneには山ほどあるのですが、なんとなく撮影しただけで、印象に残っている一枚というわけでもなく、ただ保存されています。
あと、こういう写真も僕のiPhoneにはたくさんあります。
なんの機材に乗ったのかよくわからないので、とりあえず機材名がわかる安全のしおりを撮影したものです。でも、僕は飛行機マニアじゃないので、この写真はこれ以上でもこれ以下でもないという感じで、それ以上の知識もないので、ふ〜んという感じです。
あっという間に成田到着
このあと爆睡したこともあり、そして飛行も安定していたらしく一切目を覚ますことなく、着陸と同時に目覚めました。
なので、先ほどの写真の次に撮った写真がこの写真になります。
「おお、この飛行機に乗ってきたのね!」と少しだけ興奮。沖止めというスタイルで、ターミナルまではバスで移動します。
ターミナル到着後は、Transperという案内に従って、誰も並んでいない保安検査場と誰も並んでいない出国審査を通過して、無事に成田空港第2ターミナルの国際線エリア?に到着していました。
おしまい。