バンコクのスワンナプーム国際空港は空港連絡鉄道が直結しているという点で便利な空港だと思います。
例えば、マニラのニノイ・アキノ国際空港とか、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港とか、空港連絡鉄道がないので、タクシーに乗るしかないのですが、気の弱い僕なんかは必ず空港のタクシーにぼったくられるわけです。なのでマニラの場合はジープニーが走る通りまで歩いてジープニーでバクラランまで行って、バクラランで別のジープニーかMRTだったかLRTに乗り換えてペドロヒルまで行き、エルミタとかマラテを楽しんでいました(もう10年以上前の話です)。
一方、スワンナプームはエアポートリンクという空港連絡鉄道があります。そしてそれがバンコクへ伸びています。終点まで行けばBTSや地下鉄がありますので、タクシーに乗らなくてもどこにでも行けると考えて良いと思います(でも、最近はエアポートリンク自体の故障やトラブルも多いので、タクシーの方が快適かもしれません)。
エアポートリンクへのアクセス
説明しなくても難しくないのですが、念のため説明します。
バンコク・スワンナプーム空港到着時にあなたがいるのは2階です。
ここから地下1階へ行ってください。エスカレーターでもエレベーターでも良いです。
ちなみに、スワンナプーム国際空港のフロアは・・・
- 4階:出発フロア
- 3階:レストラン&ショッピングフロア
- 2階:到着フロア
- 1階:バスやタクシーなどの公共交通機関
- 地下1階:エアポートリンク
となっています。
切符を買いましょう
まずは切符を買いましょう。
切符は販売機でも買えますし、有人のカウンターでも買えます。
小銭がない場合はカウンターで買った方がいいです。確か、販売機は小銭しか使えなかった記憶があります。カウンターで駅名を言ってお金を払えば良いだけです。
カタカナの発音で問題ありません。いや、ひらがなでも理解してもらえると思います。
マッカサン、まっかさん、真っ赤山。どれでも通じると思います。
購入後、紙の長方形の切符ではなく、プラスチック製のコインみたいなものが渡されます(画像はありません)。
これを自動改札機にタッチすると駅構内へ入場できます。
気をつけること1:閉まるの早くない!?
スーツケースを持って通過する場合は特に注意してほしいのですが、先ほどのプラスチック製のコインを自動改札機にタッチさせると、自動開発機のドアが開くのですが、「よっこらっせと」みたいにゆっくり通過していると、ドアが閉まってしまいます。
ドアが開いている時間が短いのです!
そういう時は強引に通過しましょう。僕は何度か経験があるのですが、その際に警報音が鳴りますが、誰一人として気にしないようで、近くにいた警備員でさえ何も気に留めていないようでした。よくある出来事なのかもしれません。
気をつけること2:すぐに乗り込まない!
エアポートリンクを待っていると、だんだん行列ができます。
行列ができると、「よっしゃ!できるだけ早く乗り込んで座席をゲットするぞ!」という気分になると思いますが、そこも注意が必要です。
車両が到着し、ドアが開閉し、降車する乗客が降りても、すぐ乗り込んではいけません(スワンナプーム国際空港駅での話です)。
もし、乗り込もうとすると、駅内にいる警備員の方に笛で警告されます。
なぜ警告されるのか?
到着後、警備員の方が車内のチェックをするためです。おそらく、忘れ物とか、危険物とかがないかを確認しているのだと思います。
その確認終了後に乗車できます。
気をつけること3:始発だからといって・・・
エアポートリンクの始発は午前6時10分とかくらいからです。
例えば、早朝にスワンナプームに到着する便であれば、始発電車に乗ることができます。
スワンナプーム駅で乗車した時点ではガラガラです。利用者は飛行機利用者くらいです。
ところが、その後、4,5駅を過ぎた頃には満員になります。まだ6時30分にもなっていないというのに、制服を来た学生やバンコクで働く労働者が次々と乗り込んで来ます。続く駅では、見たくないほどの乗客がプラットフォームを埋めている有様でした。
僕は京都という田舎都市に住んでいますので、通勤ラッシュなんて大して体験したことがありませんが、バンコクは800万人都市なので、東京や大阪と同じと考えて良いのだと思います。
それでも、朝6時の京都・河原町-大阪・梅田間の阪急電車は満員になっていないので、満員になっているバンコクはすごいなぁ〜と思いました。
気をつけること4:貯金箱に小銭を入れる要領で!
写真があればわかりやすいんですけれど、ないのですみません・・・。
駅に入場する時は、切符であるコインを自動改札機にタッチします。
一方、駅から退場する時は、自動改札機にある貯金箱の穴、自動販売機のコイン挿入口みたいなところへコインを入れて出て行きます(こんな説明でわかるかな?)。
タッチではないので、気をつけましょう。
まとめ
というわけで、エアポートリンクで気をつけるべき4つのことでした。
特に2番目のは注意が必要です。楽しいバンコク旅の最初に、警備員の方から笛で注意されると結構落ち込むと思いますよ(僕は経験済み)。
こうして僕はスワンナプーム国際空港から無事にバンコクへと移動し、次の目的地であるラン島へ行ったのでした。
おしまい。
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