日本帰国のため、バリのデンパサール国際空港に行ったのですが、早すぎました。
飛行機は深夜0時発。しかし、空港に到着したのは午後18時ごろ。
普通なら6時間前にチェックインカウンターに行っても、チェックインはできません。
しかし、スカイチームの上級会員でしたらバリ・デンパサール国際空港のガルーダプレミアムチェックインにて、いつでもチェックインできるそうです!
でも、僕はカウンターのスタッフが言った間違った情報を真に受けて、無駄に2時間ほど時間を潰さなくてはなりませんでした。
上級会員専用のカウンターはありません!と言われた
ガルーダのチェックインカウンターにビジネスクラスチェクインレーンがありましたので、そこに並びました。普通のカウンターに、ビジネス、エコノミーなどのレーンが分かれて存在しているカウンターです(写真はJALの国際線カウンターです)。
3時間前からチェックイン可能
自分の番になり、カウンターへ行くと、「ビジネスクラスですか?」と聞かれました。
僕は「いいえ、エリートプラスです!」とイケてる男を演じながら、以下2つを提示しました。
- Eチケット控え
- エールフランスフライングブルーゴールドのマイレージカード
カウンタースタッフは、なにやらパソコンで調べて、関空行きの出発が0時台なので、9時からチェックイン開始であることを説明してくれました。
どこの空港の国際線も、出発の3時間前からチェックイン開始になることが多いです。
誤った情報!上級会員用チェックインカウンターはない
僕の会員ステータスであるエールフランスフライングブルーゴールドとは、ガルーダではスカイチームエリートプラスという上級会員になります。スターアライアンスゴールドみたいな感じです(詳細は「フライングブルー ゴールド カードが届いた JGC・SFCの僕に意味あるのかな?」)。
そうした上級会員は優先サービスを受けられるのですが、例えば、「スタアラゴールド用チェックイン@スワンナプームの4つのポイント」で紹介したスターアライアンスゴールド会員専用カウンタは3時間前ルールはなく、いつでもチェックインできます。
エールフランスやガルーダが所属するスカイチームの場合にも、Sky Priorityと呼ばれる上級会員向けサービスがありますので、優先カウンターがあっても良いのでは?と思いました。
で、「エリートプラスやビジネスクラス専用のカウンターはありますか?」と聞いてみました。
回答は「ここはビジネスクラスの専用カウンターで、他にはないわ」でした。
ないなら仕方がない、時間を潰そう。
ガルーダプレミアムチェックインの記憶を思い出す
3時間を潰すのは大変です。
3時間のまず始めの1時間は妻に電話をして時間を潰しました。インターネットで会話できるなんて、良い時代になりました。
次の1時間は、ビンタンの瓶のオブジェがあるお店で食事をしました。
その時、チキンウィングを食べながら、3年くらい前にバリからジョクジャカルタの国内線でガルーダを利用したことを思い出しました。
チキンウィングは美味しいのですが、骨つきなのでフォークとナイフとでは食べにくく、手づかみで食べるとベタベタになる不便な食べ物ですが美味しいです。
ところで、思い出した話ですが・・・。
当時の僕は、デルタ航空の上級会員としてSky Priorityを受け、バリの国内線にガルーダプレミアムチェックインを利用したことを思い出しました。
「国内線にガルーダプレミアムチェックインがあるのなら、国際線には100%ある!だってここはガルーダのお膝元!」
ガルーダプレミアムチェックインでいつでもチェック
食べ終わると急いでチェックインカウンターエリアに戻りました。
専用カウンターを発見!
チェックインカウンターエリアをぐるりと1周しようとしたら、保安検査場への入口近くに3年ほど前にバリの国内線でもみたことがある雰囲気のエリアがありました。
これがガルーダプレミアムチェックインです!
たかだか、チェックインするだけなのに、ソファーが用意されてるんです。僕もここでチェックインさせていただきました。
上級会員ならいつもで利用可能!
このカウンターのスタッフに聞いたところ、「ファーストクラス、ビジネスクラス、エリートプラス会員なら、いつでもチェックインできます」と言ってました。
もちろん、1週間前や3日前にチェックインするのは無理だと思いますが、6時間前とかであれば問題なくチェックインできるようです。
僕は「そりゃいい!これでバリのガルーダラウンジを長時間使えるぞ!」と喜びましたが、先ほど「上級会員専用カウンターはありません」と言ったのは間違った情報を提供したスタッフに対しては心の中で怒りました。
海外の空港スタッフはビジネスクラス搭乗者しか上級会員サービスを受けられないと思っている!?
今回のインドネシア滞在では、空港のスタッフに意識的に「ビジネスクラス搭乗者であるのか?」ということを聞かれました。上級会員であることを説明しても「?」な顔をされました。実は、これは他の空港でもよく聞かれる気がします。
その典型例が妻がラウンジ入室拒否された「特典航空券はラウンジ入室拒否?SFC家族会員に起きた事件と対処法」なのかなと思います。
この事件でも、妻は「ビジネスクラス搭乗者」ではないということを指摘されました(それ以上に、特典航空券であることと、デジタル会員証であることがラウンジ入室拒否理由でしたが・・・)。
実は、僕がインドネシア国内をガルーダを利用した際にも何度か「ビジネスクラスですか?」と空港スタッフに聞かれました。その度に「違います。エリートプラス会員です。」と答えていたのですが、なんとなくトンチンカンな表情をされました(「エリートプラス?何それ?」)。
今回の最初に行ったチェックインカウンターでも「ビジネスクラスですか?」と聞かれ、僕が「エリートプラスです」と言うと、全く聞いていなかったかのような表情で「大阪行きは21時からチェックインです」という回答と「(上級会員?何それ?)、他のカウンターはありません」と言われました。
期待していた説明や案内はなく、僕は仕方なく3時間を待つ羽目になったのです。結果的には2時間後に自力でガルーダプレミアムチェックインを見つけたわけです。
日本の空港ではなかなかこういうことはありません。聞けば答えてくれるし、確認してくれることも多々あります。
「日本の空港職員はしっかり勉強してるんだなぁ」と感じた出来事でした。
まとめ
ファーストクラス、ビジネスクラス、エリートプラス会員ならガルーダプレミアムチェックインが使用可能で、出発3時間前ルールは関係なしにチェックインできます。
すでに述べた通り、スワンナプームのスターアライアンスゴールド専用チェックインと同じ仕組みです。
でも、その情報を聞いたにもかかわらず「ない」と間違った情報を提供されていたので、なんだかなぁ〜と微妙な感じの空港でした。
ガルーダプレミアムチェックインで搭乗手続きを終えると、次回の記事で紹介するガルーダラウンジへ行きました。
おしまい。