割れ窓理論を目撃!京都市民にとって観光客は迷惑!ゴミを捨てるな!

日本中どこを見ても観光客だらけの日本と感じる人もいるかもしれませんし、逆にインバウンド?なにそれ?と言う人もいるでしょう。

でも、京都に住んでいると、観光客だらけで、住宅街にも観光客が溢れています。

すると、どんどん悪いことが起きる!?という話。

観光客への批判はこうして始まる・・・

4月初旬のある日、ゴミ置き場の前を通過すると・・・。

こんなものが捨てられていました。

その日は、ゴミの日でもなんでもなく、これ一つがポツンと置かれていました。

スーツケースの取っ手です。

無論、観光客が捨てた証拠はありませんが、僕が見たときも、妻が見たときも、近所に住んでいて時々話す機会があるおばちゃんが見たときもこう思いました。

「スーツケースが壊れたとかで、外国人観光客が勝手に捨てた」

日本人観光客で、このサイズのスーツケースを持って国内旅行することは考えにくいので、外国人観光客だろうという短略的な考えですが、3人いて3人がそう感じたと言うことは、この近所に住むほとんどの人がそう思っていることでしょう。

このスーツケースの取っ手ですが、4月初旬に置かれてから、5月中旬になろうかという今でもそのまま置かれています。

京都市のゴミ回収でも回収されることはありません。

学校前のゴミ捨て場にはさらに指定袋じゃないゴミ袋が!

スーツケースの取っ手が捨てられてから2週間くらいたったゴールデンウィーク直前のある日、その日はゴミ収集日ではありませんでしたが、今度はこんなものが捨てられていました(写真撮影日は5月中旬のゴミ回収日ではない日)。

白い袋に入った大量のゴミです。京都市では黄色の指定ゴミ袋があります。いわゆる家庭ごみ有料指定袋制というものです。

ですから、指定袋以外のゴミ袋を使うと回収されません。

これ、学校の前にあるゴミ置場なので、マナーを守らない大人と子どもは思うかもしれません。

僕は、これを見たとき、「また外国人観光客がゴミを捨ててる!マナーくらい守ってくれよ!」と思いました。

なぜ外国人観光客がゴミを捨てたと思ったかと言うと、2年ほど前、僕の知り合いのタイ人が家族や友人7人と京都に1週間旅行に来た際に、民泊として提供されているマンションの1室に滞在しました。

マンションの1室なので台所もあり、スーパーで食材を買って来て、朝夜の食事は自分たちで作るわけです。すると、毎日ある程度のゴミが溜まります。

友人が利用した民泊では京都市のゴミ袋を提供していて、ゴミ収集日と収集場所の情報も提供されていたので、その友人は収集日にかなりのゴミを捨てていました。

というわけで、僕は外国人観光客が捨てたと思ったわけです。人数や滞在日数にもよりますが、これくらいのゴミが出てくるのは普通です。指定袋なる制度を知らなかったのでしょう。

もちろん、日本人観光客や京都市に引っ越して来たばかりの人、京都市民による仕業の可能性も否定はできません。

そして、このゴミは今もまだそこにあります。

ゴミ収集日以外の日にゴミを捨てる京都市民現る

さっきの写真ですが、気づいた方は気づいたと思います。

さっきの写真はゴミ収集日でない日に撮影したのに、なぜかそこには、京都市の黄色い指定袋のゴミも置かれていました。

ついに京都市民の方が、ゴミ収集日ではない日にゴミを出すようになったわけです(京都市の指定袋を使っているので、このゴミは京都市によって回収されます。)

収集されるから良いものの、収集日は月曜日。この日は土曜日ですよ。

論文で読んだことのあるこの現象は?

時系列を整理するとこうなります。

  • 4月初旬
    • スーツケースの取っ手が捨てられる。
  • 4月ゴールデンウィーク直前
    • 白い袋でゴミが捨てられる。
  • 5月中旬(ゴミ回収日ではない日)
    • ゴミ回収日ではないのに、京都市指定袋でゴミが捨てられる。
    • スーツケースの取っ手、白い袋もそのまま放置状態
    • 僕がそれの写真を撮る

いやー、これって壊れ窓理論じゃないですか?

「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」

引用元:割れ窓理論 – Wikipedia

最初はスーツケースの取っ手を捨てる人が現れ、それが回収されずに放置されていたら、今度は指定袋以外の袋でゴミを捨てる人が現れ、それも回収されずに放置されていたら、今度はゴミ収集日を守らずにゴミを出す人が現れた。

諸悪の根源は観光客なのか?それも外国人観光客なのか?それは証拠も何もないのでわかりませんが、僕の近所の人たちのほとんどこう思っていると思います。

ルールを守らない観光客、それも外国人観光客のせいだ!

今日も土曜日で回収日でないのに、ゴミ回収場所にはゴミがあります。

観光客が京都市に恩恵をもたらすのならコスト-ベネフィット的な考えで我慢できますが、ほとんどの市民は観光によるベネフィットを感じず、コストばかり感じいるので、市民と観光客の溝は深まるばかりです。

おしまい。