ANAに乗って伊丹空港から阿蘇くまもと空港へ行きました。
過去にANAで熊本に2回行っていますので、「なんだかいつもと同じフライトでつまらないだろうなぁ」と思っていました。それに、ANAにもJALにも飽きてきたところなんです。
そこで!いつもと違うことをすることにしたのです!
SFC会員である僕がANAを利用すると優先サービスが利用できます。でも、それらの優先サービスを使わずに熊本へ行こうと思ったのです。

初心に戻ろう!上級会員なんて知らなかったあの頃に戻ろう!
例えば・・・。
- 優先チェックインは使わない。
- ラウンジを使わない。
- 優先搭乗を利用しない。
- 非常口座席を選択しない。
- ビーフコンソメスープを飲まない。
これらを実践できれば、いつもと雰囲気の違う刺激的なフライトになることだったでしょう。
1. チェックイン
無意識って怖いですね。
伊丹空港は1階に普通の方用のチェックインカウンターがあり、2階に上級会員用のプレミアムチェックインカウンターがあります。
この日は荷物が重たかったので、スーツケースを預けることにしました。
そして、そのまま2階へ上がり、プレミアムチェックインカウンターへ行ってしまいました。
チェックインはいつも通りのことをやってしまいました。
2. ANAラウンジ
当初の予定ではラウンジへ行かない予定でした。
でも、行かないのは損ではないか?という貧乏性が姿を表しました。
行かない=損というなぜそんな方程式が成り立つのかサッパリわかりませんが、ANAラウンジに入室しないといてもたってもいられません。
なので、ANAラウンジにちゃんと入室してしまいました。
さらに、いつも飲むジンジャーエールをゴクゴクと飲んでいました。
ラウンジに関してはいつも通り入室し、いつもと同じドリンクを飲んでしまいました。
3. 優先搭乗
ラウンジでくつろいだ後は、搭乗ゲートに向かいました。
優先搭乗を利用するつもりはありません。
しかし、優先搭乗が近づくにつれて、搭乗ゲート前に人が集まり出しました。並ぶわけでもなく、搭乗ゲートから10メートルくらいの距離を保った感じで10名ほどの人が搭乗ゲート前に集まっているのです。おそらく優先搭乗対象者であるANA上級会員たちでしょう。
血が騒ぎ出しました。もはや意味不明ですが、この優先搭乗スタートレースに参戦しなければならないという責務を感じました。
で・・・。
優先搭乗を利用して人が少ない機内へと入りました。
ここまで、いつもと全く同じです!
4. 座席
優先搭乗で機内へ先に入るわけですから、まだ人が少ないわけです。そのうちに、自分の座席の写真を撮影しました。
なんのこっちゃない非常口座席です。
結局、座席指定の際に、非常口座席が空いていたので我慢できずに指定しました。
他にも座席は空いていたのです。でも、でも、でも、非常口座席も空席だったのです。
「あの人の座席見て!あの人の座席だけ足元の幅が広いよ!」なんて一般乗客から言われてドヤ顔ができるぞ!と思っているわけではないですが、深層心理では思っていて結局は非常口座席を選んだのでしょう。
ただ、僕は背も低いので足元の広さなんて不要です。
どちらかと言えば窓から景色を見るのが好きなのですが、非常口座席は羽根の上にありますので、景色はあまり綺麗に見れませんでした。
非常口席に座るのも比較的多いので、座席に関してもいつも通りとなりました。
5. 機内ドリンクサービス
やがて機内ドリンクサービスが始まりました。
僕はANAラウンジでジンジャーエールを3杯飲みましたので、甘いものの取りすぎの影響で塩っぽいものがほしかったです。
「おっ!ちょうどいいじゃん。ビーフコンソメスープにしよう!」
ビーフコンソメスープを飲むことで、口の中に残ったジンジャーエールの甘い感じを吹き飛ばそうと考えたのです。
そんな感じで、ビーフコンソメスープを注文していました。
おいしいのですが、違うドリンクを注文する話はどこへ行ってしまったのやら・・・。
まとめ
結局、こういう結果となりました。
- 優先チェックインを使った。
- ANAラウンジを使った。
- 優先搭乗を利用した。
- 非常口座席を選択した。
- ビーフコンソメスープを飲んだ。
僕の典型的代表例のフライトとなりました。
上級会員向けサービスに慣れてしまったもの、それを受けるに妥当でない僕のような貧乏性な人はこういうフライトをしてしまうのだと思います。
なんせ、飛行機に乗ることを戦いだと思っています。スーパーの特売やセールで発生する商品争奪戦に参加しているような感じです。本当になんじゃそりゃ?ですよね。
そして、空港おじさんとしてのSNS活動にも精を出し、フライトの所々で撮影した写真をSNSにアップロードしました。「伊丹のANAラウンジは朝でもそんなに混んでないらしい」なんてコメントと共にです。
フォロワーは150人くらいいるのですが、もらった「いいね」は7個くらいでした。
恥ずかしい限りです。
おしまい。