京都・五山送り火の左大文字を我が家から見た話!

京都には様々なお祭りや宗教行事があります。そして、本日紹介する五山の送り火もその一つです。

山に、大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥居形などの文字・形に火を天下する行事です。

僕は、火を燃やして、「ここが京都ですよ!」と天国からも見られるようにすることで、ご先祖様が久しぶりに京都に帰ってこれる、ご先祖を京都に連れ戻す儀式だと思っていました。

ところが、本当は、ご先祖の魂をあの世へ送る儀式だそうです。

ところで、僕たち夫婦が京都の西陣のアパートで3年間生活していましたが、五山の送り火を見たのは3年目の夏の1回だけです。なぜなら、1年目、2年目の五山の送り火の日には二人とも実家に帰郷していたり、旅行に行ったりしていたのです。

そんな去年の2017年8月16日。五山の送り火なんてことはすっかり忘れて、生活していたのですが、まさに我が家は五山の送り火の見物スポットだったのです!(5山のうち2つしか見えませんが。)

ざわついた雰囲気を感じ五山の送り火を思い出す

過去2年の8月16日は、旅行先や実家から21時頃に京都に到着し、「あれ?なんか京都煙たくない?ざわついてない?」など感じていました。

家に帰った頃に、ニュースを見て、「ああ!!!今日は五山の送り火の日だ!」と思い出す。そんな2年間を送りました。

一方、3年目の8月16日、つまり去年の8月16日は朝からのんびり西陣のアパートでくつろいでいました。妻もその日は休みで、僕も休みでしたので。

夕方17時前くらいに、窓を偶然開けてみると、なんだか外がざわついています。「ああ、どこかでこのざわつきを経験したなぁ」と1年前の記憶が蘇ってきます。

さらに、山をみると、いつもとはなんか違います。

これは我が家から見える左大文字ですが、大の文字がはっきりと見えます。大の文字の中に何かが設置されています。

「!!!!そうだ!!!大文字焼きだ!!!!」と僕は思いましたが、京都では大文字焼きとは呼びません。五山の送り火と呼びますので注意しましょう。

以後、窓を開けて、左大文字が点火されるのを待ちました。

ついに五山の送り火を見た!

17時ごろから待っていた点火ですが、点火されたのは20時過ぎでした。

左大文字が点火される直前に、舟形の炎も確認できました。普段は火がついていないので、我が家から舟形が見えているとは確認できませんでしたが、この日初めて、我が家から舟形が見えることを知りました。

火は、大文字→妙法→舟形→左大文字→鳥居形の順に点火されますので、消えて行く順番も同様です。

やがて、舟形の火の勢いが小さくなり、左大文字の火の勢いが強くなります。

この勢いよく燃えている時間は結構短いですが、この時間が一番満足感、安心感を感じられる時間でした。

やがて、火の勢いはなくなり、20時40分過ぎには炎も見えなくなり、なんだか寂しい気持ちになりました。

炎ってずっと見ていても飽きないので、もっと長い時間見たいと思う人、五山全部を同時に見たいと思う人は多いでしょう。

まとめ

五山のうちの左大文字と舟形を見た話でした。

この直後に僕は引っ越しをしました。今住んでいる場所はどの五山も見ることができないアパートの2階。周辺を民家が取り囲んでいるので、景色すら見ることができません。

ところで、五山全部を地上から見ることができるスポットは存在しない!と噂で聞いたことがありますが、本当なんですかね?

全て見ることができる地上スポットを思い浮かべましたが、なさそうな気がします。きっと、龍安寺の石庭ように、あの山を見ようとすると、あっちの山が建物で隠れてしまう!みたいなことになっているのかもしれません。

おしまい。