ラン島サマエビーチで波にお金をさらわれ無一文に!防水ポーチ必須!

タイに到着した僕が妻と合流して向かったのは、パタヤから船で30分くらいのところにあるラン島です。

綺麗なビーチがある島として有名です。僕もラン島のいくつかのビーチを楽しんだことがあるのですが、サマエビーチに行った際に、トラブルに遭遇しました。誰も悪くないトラブルで、犯人は誰か?と尋ねられれば、それは大自然でしょう(もしくは、僕)。最後は、親切なバスドライバーさんに助けられました。

サマエビーチへはホテルからシャトルバスが出ていた

ラン島ホテルはカステッロリゾートがおすすめ!庭がとてもかわいい!」で紹介したカステッロリゾートからは、いくつかのビーチへシャトルバスが出ています。おそらく、ラン島にはそういうホテルがたくさんあると思いますので、予約時に確認してみると良いと思います。

僕たちは、ホテルのシャトルバスでタワエンビーチとサマエビーチに行きました。

タワエンビーチは、ほぼ中国です。ビーチ沿いのお店の表記も中国語、海水浴客も中国人ばかり、タイっぽさは全くありません。

一方のサマエビーチは、欧米の人がたくさんいました。もちろんアジアの人もいました。僕も妻もサマエビーチの方が好きです。

ホテルからサマエビーチへは15分くらいかかったんじゃないかと思います。

悲劇発生の条件はこうしてそろった

まず、携帯電話、財布などの貴重品はホテルに置いてきました。サマエビーチにロッカーがあるかどうかは知りませんので、海水浴をする際に、砂浜に貴重品を放置して楽しむことはできないからです。

次に、帰りのシャトルバスは依頼しませんでした。帰りは帰りたいタイミングで帰ることにしたので、迎えは依頼せずに、島内を走っている路線バスを使うことにしました。

そして、帰りは路線バスを使うのでその分のお金やら合計1000バーツ(3000円くらい)をジップロックに入れて、そのジップロックを僕の海パンのポケットに収納しました。

最後に、ラン島滞在ではサンダルを履いていました。でも、久しぶりにサンダルを履いたため、足の親指と人差し指の間を切ってしまい、歩くたびに痛くて仕方なかったです(海水浴中も痛かったです)。

押し寄せる波、引き離す波、波が強すぎるけど、とにかく楽しい

サマエビーチは、タワエンビーチと比べると、圧倒的に人が少なかったです。

上の写真は、サマエビーチ、タワエンビーチでもなく、ヌアルビーチです。違うビーチの写真ですが、僕のサマエビーチの印象は上の写真とほぼ同じです(ヌアルビーチへはサマエビーチを訪問した前日に、島内を走るバイクタクシーで行きました。運転手、妻、僕の3人乗りで舗装もままならない道路を爆走するバイクは恐怖でした)。

ただ、僕がサマエビーチに行った際だけなのか、もともとそうなのか、詳しいことはわかりませんが、サマエビーチは信じられないほど波が強いです。いや高いです。

波が強いので、海水浴中は波が来るたびに海中をジャンプして顔に波がかからないようにするという上下運動をひたすらしていました。でも、それだけでもめちゃくちゃ楽しい!!

不安的中!お金をなくす・・・

ただ、ずっと海中をジャンプするとすぐに疲れます。かなりの運動効果があるのではないかと思います。なので、ビーチに戻って休憩しようと思ったわけです。

ところが、水深が浅いあと5メートルほどで砂浜というところに近づくとどういうわけかビーチには近づけず、再び沖に流されます。沖に出るとビーチの方に流されるのですが、ビーチに近づくとビーチに戻れない!再び沖の方へ流される。

どうやらこうなっているようです。

「ビーチ方向の波の力」と「沖方向の波の力」の2つの力があるようで、沖に出ると「ビーチ方向の波の力」が強く、ビーチ近くになると「沖方向の波の力」が強くなるようです。

そして、僕はこの2つのパワーによりいつまで経っても、ビーチに帰れないわけです。

洗濯機の中に入ったような気分を感じるくらいに、この2つの波の間をぐるぐると回され、こんなにめちゃくちゃにされたらポケットの中のお金がポケットから出て行ってしまうよ〜。

なんてことを思いながらもポケットの中を確認する暇はなく、僕は力を振り絞って海中の砂やら地面にしがみつき、沖方向の波に耐え、なんとか陸地へたどり着きました。

「やった!たどり着いた!」という感動を感じるより先に、「お金!お金は無事なのか?」という不安がよぎります。

ポケットの中には・・・

何もありませんでした。

一文無し!携帯もない!足が痛い!帰れない!

お金がなくなったことを妻に伝えると「1000バーツを海の神様に寄付したと思おう!これで神様が私たちを海難事故から守ってくれるよ」とポジティブなことを行ってくれました。

ただ、お金がないということは、路線バスに乗れません。携帯電話もないのでホテルのシャトルバスにも連絡できません。そして僕は、サンダルにより親指と人差し指の間を切っているので長時間歩けません。バスで15分ですから、徒歩だとかなり時間がかかることでしょう・・・。

八方ふさがりです。

「でも、そんなことは帰るときに考えよう!」というポジティブシンキングにより、その後の僕たちはお金のことは一切忘れて、「疲れ切ってもう歩けない!」というくらいまで、その後も海水浴を楽しみ続けました。

バスの運転手にただただ感謝

これ以上は海水浴したくない!20年分の海水浴はやったかな!?と思うくらいに海水浴を楽しんだ僕たちは、以下4つの代替案を用意しました。

  1. 歩いて帰る。
    サンダルだし、サンダルで足が痛いし、歩くのは無理。
  2. 誰かに携帯を借りる。
    そもそもホテルの番号を知らない。
  3. 誰かにお金を借りる。
    観光地で知らない人に「お金かしてください」と尋ねられたらどう思いますか?
  4. 路線バスの運転手に後払いにできないかを交渉する。
    これは可能性がありそう!

そんなわけで代替案4を採用です。とりあえず路線バス乗り場へ行き、そこにいた運転手さんに事情を説明しました。

運転手さんは「タダで乗って行きなよ。」と親切にも言ってくれました。

無一文で、服はびしょ濡れ、漂流者みたいな状況に同情したのか?というと、そうではないようでした。なぜなら、運転手さんは「毎日、10名くらい、お金を無くした人に出会うよ。この島ではよくあることだよ。」と言っていました(あと、「バスの車内にカバンや荷物、貴重品を忘れる人も多い」と話していたので、皆さんも忘れ物には気をつけてください)。

さすがに無賃乗車は心が引けますし、ホテルに帰ればお金はあります。そして、たまたま終点の近くにホテルがあったので、到着後大急ぎでホテルに戻りお金を取ってバスに戻り支払いました。

こうして無事、サマエビーチから帰還できました。

防水ポーチがあった方が良いと思う

以上、サマエビーチでの僕の身に起こった事件でした。

サマエビーチにロッカーがあるのかどうかわかりませんので、貴重品は常に持ち歩くか、ホテルに置いてくるしか方法はありません。

そして、僕たちは、海パンのポケットという安全性の果てしなく低い場所にお金を収納するという手法を採用しました。これが事件を引き起こしました。

ということで、海パンのポケットに貴重品を収納するのではなく、防水ポーチなどを使って貴重品を身につけた方が安全だと思います。というわけで、サマエビーチは防水ポーチ必須です(防水ポーチなら絶対安全!という保証もありません・・・)。

おしまい。

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