宮崎空港にはラウンジ大淀というJAL/ANA共用のラウンジがあります。JALサクララウンジ、ANAラウンジはありません。クレジットカードラウンジもありません。
そのラウンジ大淀は狭く、窓はありません。雰囲気はクレジットカードラウンジの雰囲気が漂い、座席数は30席くらい。
1つずっと気になったのは、ラウンジ内に2席特等席があることです。あそこは恥ずかしくて使えない・・・。
アクセス
保安検査場通過後、右へ行きましょう。
搭乗口5,6,7,8の方へ歩きます。
すると、右手にラウンジ大淀の入口があります。
狭い空港なので道順を知らなくても簡単に見つけることができます。
利用条件と入室方法
さて、ラウンジ入口横に入室条件が記載されています。
今回、僕はJALに乗りますので、JAL搭乗者でこのラウンジを使うには、ワンワールドサファイア以上のステイタスが必要です。僕は平JGCなので入室できます。
ANA利用の場合は、スターアライアンスゴールド以上のステイタスが必要です。もしくは、ANAカードプレミアム(ANAの黒いクレジットカード)、プレミアムクラス搭乗者がこのラウンジに入室できます。
入室すると受付にJALとANAの読み取り機があります。なぜか僕が訪問したときには受付の人はいませんでした。
ここに搭乗券の二次元コードなどをスキャンさせます。
ちょうどスキャンさせた頃に、受付の人が来て、「ラウンジへどうぞ」と言われて入室しました。
ときどきうまくいかないことがありますので、その場合はマイレージカードなどの入室条件対象者であることの証拠を受付の人に見せたら入室できます。
ラウンジ前半部の様子
このラウンジはそんな広くないです。なので慢性的に座席不足なのでしょう。
受付横にこんなものがあります。
ラウンジのソファーとは程遠い安っぽい椅子です。
ラウンジ内のソファー席だけで足りない場合はこちらの椅子も利用しているのでしょう(でも、そうまでしてこの狭く混雑したラウンジに入る必要はあるのか?)。
内部は、まず茶色のソファー席が4席。
このソファー席の向かいのエリアには、JAL国内線ファースト風のソファー席があります。
よく見ると、そこまでJAL国内線ファーストクラス感はありません。色が同じくらいです。
このスペースがこのラウンジの前半部分です。
メイン部には特等席が2席
次は、ラウンジ後半のメインエリアです。
こっちは先ほどより広々としていて、左右の2つのエリアに別れています。とは言っても、狭いですが・・・。
まず、こちらの右のエリア。
茶色のソファーが壁沿いに9個。そして、中央に1つ。なんじゃあの中央のソファー!!??
で、左側のエリアを見ます。
こちらも壁沿いに9席。
そして、中央に1席!!??
司令官用の席でしょうか?あそこからなら、戦闘を指示しやすそうです。って、ここはラウンジなんですけどね・・・。
「スペースがあるので、空いた空間にソファーを1つ置きました」感が満載です。
ところで、この特等席に座る人はいるんでしょうか?満席だったら座るけど、空席がある段階ですは座らないよね?なんか恥ずかしい・・・。
ということで、僕は特等席ではない、違う座席に座りました。
僕が座った席からの左の景色はこんな感じ。
右の景色はこんな感じ。
そして、中央の景色はこんな感じ!
僕が選んだ座席は、特等席の後ろです。
こうして座ってみると、あっちは艦長席。こっちは司令官席みたいです。
部下が上司に挨拶するラウンジ
このラウンジでは40分ほど滞在しましたが、このラウンジは狭いので、ラウンジへ知り合いが入室してくると隠れようがありません。そのため、4回ほどこんなシーンに出会いました。
部下がラウンジでくつろいでいると、上司が入室してきます。部下がそれに気づき「あっ、〇〇さん(上司の名前)。」と挨拶するシーンです。
で、上司も「おお、××くん」とか返事をして、部下の隣の席へ着席し、その後仕事の話をずっとしていました。
ラウンジ一杯しながらくつろごうと思っていたのに、その対極である仕事の話をして過ごす羽目になった部下と上司です。
なので、なかなかくつろげないラウンジのようです。
まとめ
ラウンジ大淀を訪問した話でした。
特等席の存在が強烈なインパクトでしたが、その後に何度か見た上司と部下のやりとりも印象的でした。
上司との出張のときは、航空会社を変えるのも一つのてですが、こちらのラウンジはJAL/ANA共用なのでそうもいきません。
ラウンジ大淀では、上司や部下などの知り合いに出会うことを覚悟の上、利用しましょう。
おしまい。
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