関西空港の国際線ターミナルから海外へ行きました。その際に、クレジットカードのゴールドカードを持っていると入ることができるカードラウンジを利用しました。
利用したのはラウンジ六甲というカードラウンジなのですが、関西空港のすごいところはカードラウンジが制限エリア内、つまり搭乗ゲートのすぐ近くにあるのです!という話です。
北ウィングへ
関西空港は本館、北ウィングと南ウィングに分かれています。
本館と各ウィングへはウィングシャトルに乗って移動します。
さらに、そのウィングシャトルには、先端駅行き、中間駅行きがあります。
よくこういう勘違いをしている人がいます。
- 北・南ウィングに行った後に、本館に戻ることはできない。
- 先端駅と中間駅はつながっていないので、間違って乗ってしまうと大変なことになる。
ご安心ください。
- 本館から各ウィングに行った後、ウィングシャトルで戻ってくることは可能です。あなたがウィングシャトルに乗ってきた通りの順序を逆戻りするだけです。
- 先端駅と中間駅はつながっています。各ウィングの端っこにあるのが先端駅、中央くらいにあるのが中間駅です。
僕は何も考えずに搭乗券に記載されていた搭乗ゲート番号に従い、北ウィングの先端駅まで行きました。
ラウンジ 六甲を発見!
先端駅に到着後、「ANAラウンジに行こうかな」と思い、中間駅方向へ歩きました(だったら、初めから中間駅行きに乗っておけば良かったわけです)。
すると、こんなのを見つけました。
カードメンバーズラウンジ 「六甲」です。
いつもだとカードラウンジなんて入らずに、ANAラウンジに行っちゃいますが、どこの空港でもANAは全く同じで飽きていたので、カードラウンジに入ることにしました。
僕はJCBゴールドを持っているので入室できますが、カード会社によってルールが違うので確認してから入室しましょう。
搭乗前にゆっくりくつろぎたいならカードラウンジは選択肢の1つ
フロントに、インターネットに接続するパスワードなどが書かれた紙があります。
それを使えば、インターネットに接続できます(海外のラウンジみたいですね)。
あと、ラウンジなのでこれがあります。
ドリンクバーです。ごくごく普通のものです。コーヒーのマシンもあったような気がしますが、僕はコーヒーを飲まない人なので、ちゃんとは確認していません。
ラウンジといえば、基本的にはソファ席がメインです。
可もなく不可もなしというソファー席が並んでいます。
こちらは入り口方向の様子。
奥に見えるのがラウンジの入り口です。
丸テーブルゾーンもあります。
で、気づいたと思いますが、利用者が全然いませんでした。
奥の方に5名いただけです。ざっと見て座席は40席ほどなので、1人当たり8席という密度の低さで、いつも大混雑のANAラウンジより遥かに快適です。
ANAラウンジじゃなくて、今後はカードラウンジで十分だなとさえ思いました。
営業時間に注意!航空会社ラウンジとは違う
カードラウンジもなかなかいいね!と思った滞在でしたが、このラウンジ滞在中に一つのことを思い出しました。
3年前、僕がシンガポール航空(関空深夜発)を使った時のことです。
23時ごろに、南ウィングに行くウィングシャトルに乗ると、カップルが「俺、ラウンジが使えるから、二人で入ってみよう!」とワクワクしながら話していました。
で、南ウィングに到着すると・・・。
「えっ!?ラウンジ閉まってる。まじかよ・・・」という声が聞こえてきました。
僕はその声を聞きながら、シンガポール航空の指定ラウンジであり、日本航空が運営するサクララウンジへ入室しました。
要約引用:僕の曖昧な記憶
そうなのです。カードラウンジと航空会社ラウンジの違うところはココです。
航空会社のラウンジの場合
航空会社運営ラウンジは、24時間運営でなくても、航空会社の乗客が利用しているうちは営業されます。
僕の場合、シンガポール航空は24時発くらいの便でしたが、23時くらいに指定されていたサクララウンジに行ったところばっちし営業してました。
航空会社ラウンジを使う場合、営業時間を気にする必要はほぼありません(指定されたラウンジ以外だと営業終了している場合もあります。「ANAラウンジに案内されてるのに、タイ国際航空のラウンジに行ったら閉まっていた」とかいう感じですね。)
カードラウンジの場合
最終便まで営業しているカードラウンジもあるかもしれません。
でも、そうじゃない方が多いでしょう。例えば関西空港のカードラウンジの営業時間を見てみましょう。
- ラウンジ六甲:07:30~22:30
- ラウンジ金剛:07:30~22:30
- ラウンジアネックス六甲:08:00~21:00
- ラウンジ比叡:07:30~22:00
21〜23時の間に全てのカードラウンジが営業を終了します。
つまり、先ほどのカップルが使おうと思っていたカードラウンジは営業を終了していた訳です。
関空では、22:30以降に出発する飛行機はたくさんありますが、その乗客はカードラウンジを利用することはできないわけです。
まとめ
制限エリア・搭乗ゲート近くにあるカードラウンジ、ラウンジ六甲を訪問しました。
航空会社ラウンジのような食べ物のサービスはありませんが(ソフトドリンクだけ無料)、搭乗ゲート付近の喧騒から離れられるカードラウンジは選択肢の一つだなと思いました。
1つ注意するとすれば、ラウンジ六甲の営業時間は7:30~22:30です。早朝、深夜出発する場合、営業していないことを忘れないでください。
おしまい。
この旅のシリーズ記事
- 【この記事の続き:バンコク旅5】関西空港国際線ANAラウンジは景色が悪く狭く大混雑だけどホットミールの提供あり
- 【2018年5月バンコク旅1】京都駅から関空特急はるか自由席に乗車 料金高いけど混雑なしで快適だった話
- 【2018年5月バンコク旅2】SFCならANAよりスターアライアンス加盟の他社航空会社の方がいい気がした話
- 【2018年5月バンコク旅3】KIXエアポートラウンジをJCBゴールドで満喫した話 2時間無料利用可能
- 【2018年5月バンコク旅6】関西空港のタイ国際航空・ロイヤルオーキッドラウンジは狭く質素な食事
- 【2018年5月バンコク旅7】タイ国際航空A350で行く関空-バンコク シートと機内食と優先タグの話
- 【2018年5月バンコク旅8】スタアラゴールド用チェックイン@スワンナプームが微妙な3つの理由
- 【2018年5月バンコク旅9】エバー航空ラウンジ(スワンナプーム国際空港)は近未来的でかっこいい!
- 【2018年5月バンコク旅10】キングパワーラウンジ(スワンナプーム空港)は部屋・食事共にシンプル
- 【2018年5月バンコク旅11】タイ航空ロイヤルシルクラウンジ@スワンナプームで感じた4つのこと
- 【2018年5月バンコク旅12】タイ国際航空A380エコノミークラスの2階の方が少しだけ快適な話 バンコク〜関空の旅