2018年5月7日から2022年12月まで、名古屋城天守閣は復元工事のため入場禁止になるそうです。
ということで、名古屋城の天守閣に行ってきました。僕も引越しで名古屋市民じゃなくなる予定だし、今行かないと天守閣を訪問することは一生ないかもと思ったからです。
次回が2022年12月以降って、かなり先ですね。長い期間ですね。
名古屋城は全エリアが有料エリア 入場料は?
僕が人生で行ったことがある日本の城は小倉城、姫路城の2つだけですが、これら2つと名古屋城には有料エリアに関して違いがあります。
僕の地元の小倉城の場合
小倉城の有料エリアは、天守閣のみです。
写真に写っているのは妻です。天守閣に登るには350円(大人)かかります(中学生・高校生は200円、小学生は100円)。
天守閣の周辺であれば無料で回遊できます。
姫路城の場合
姫路城は有料エリアの中に天守閣がある構造で、二の丸や西の丸や備前丸などのエリアも有料エリアとなります。
有料エリアの入城料は1,000円(満18歳以上)。天守閣や百間廊下などの見学も、この1,000円に含まれているので、別途追加料金はかかりません。
そもそも、姫路城の場合は、お金を払わなくても、掘りに囲まれた内部のうち、三の丸広場など無料で回遊でき、姫路城天守閣をかっこよく撮影できる場所があります。
名古屋城の場合
名古屋城はほぼ全てが有料エリアです。
名古屋城を楽しもうと思ったら、お金を払って入場するしかありません。
大人は500円、中学生以下は無料です。
おそらくですが、入場する以外に地上から名古屋城天守閣を見れる場所はないと思います(詳しくは知りません)
道からわずかに見えるとか、マンションや高層ビルから見えるとかはあると思います・・・。
天守の入口
では、天守閣に入りましょう。
天守閣登城に別途追加料金はありません
僕はてっきり入場料の500円だけでなく、それぞれの建物の見学には別途追加料金がかかると思っていたのですが、名古屋城天守閣や本丸御殿を見学には追加料金はかかりません。
名古屋城天守閣は耐震性不足
ところで、名古屋城天守閣に入る前にこういう文言が書かれています。
地震に弱いみたいです。新建築基準法以前の建物なんですかね?
こういう情報は公開した方がいいのか?非公開にした方がいいのか?難しいところですね。
名古屋城の構造
実は先ほどの入口の写真ですが、あれは小天守閣の入口です。小天守閣と大天守閣が廊下みたいなもので繋がっています。
小天守閣のところにトイレやゴミ箱があるので、飲み物を飲むならここがラストチャンスになります。
なぜなら、天守閣内は飲食禁止だからです!
エレベーターで一気に5階へ
小天守閣から大天守閣に移動してすぐにシャチホコがいます。
そして、階段かエレベーターかの分かれ道があります。
オススメは、エレベーターで行ける一番上の階である5階まで行って、そこから階段で7階の展望台まで登ります。
帰りは階段を使って、各フロアにある展示を見ながら帰ると良いと思います。
天守閣展望室の様子
エレベーターと階段を使って、一気に天守閣展望台へ行きましょう。
土曜日に訪問したからなのか、いつもこうなのかわかりませんが、ほどほどに人がいました。
展望室には売店があり、The お土産を販売しています。
そして、カードもしっかり使えるようです。
では、名古屋城天守閣展望室からの眺めはどんな感じでしょう?
じゃん!
この写真に写っているのは、名古屋駅周辺の方向です。
次の写真は、東方向の写真。
どうですかね?僕はちょっとがっかりでした。
姫路城の展望室からの風景はこんな感じです。
姫路城の場合、結構上から見下ろしている感じがします。
名古屋城はそこまで上から見下ろしている感じがしないのは、なぜかと言うと、これが原因です。
- 名古屋城:平城
- 姫路城:平山城
姫路城は播磨国飾東郡姫路、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、日本における近世城郭の代表的な遺構である。
引用元:姫路城 – Wikipedia
姫路城天守閣の方が上から見下ろしているように感じるのは、山の上に天守閣が建てられたからなんですね。
あとは、やっぱり名古屋には高層ビルがたくさんあるからですかね?
感想
正直に言うと名古屋城天守閣自体にはあまり魅力を感じませんでした。
でも、天守閣の中には色々な展示が充実しており、刀とか、甲冑とか、名古屋城の歴史とか、城下の生活とか、様々なものを展示していました。その点は良いと思いました。妻は興味津々みたいでした。
あと、名古屋城は今後工事が始まる天守閣だけでなく、いくつかの場所ですでに工事が行われているみたいで、通行できない箇所がありました。
おしまい。