機内が暑すぎて搭乗時間が変更になった香港からローマへのフライト

キャセイパシフィック航空に乗って、香港からイタリア・ローマへのフライトの話です。

深夜発ということや諸事情により最大の睡魔を感じながら搭乗を待ちましたが、搭乗時間が30分遅れることになったり、搭乗ゲートのスタッフが「Cabin is hot」と説明していたのですが僕には意味がわからなかったり、深夜出発の飛行機だったためその瞬間多くの搭乗客からため息などネガティブな雰囲気を感じたり、30分後に搭乗すると機内は本当に暑かったり、気付け薬で暑さを和らげ爆睡したり、そんなフライトの話です。

Cabin is hotで搭乗時間変更

香港出発が24時40分、イタリア到着が7時35分のCX293便だったので、搭乗するころには眠たくてたまりませんでした。日本時間だと25時ですからね。

実はこの前日、僕は昼からBBQをしてたくさん食べてお酒も飲みました。BBQののち、昼から飲める居酒屋でたらふく飲みました。結果、その日の夜は食べ過ぎ飲み過ぎから来る息苦しさで寝られませんでした。

寝不足のまま関空に到着し、香港へやってきて、今からローマ行きの飛行機に乗るわけです。

あいこと
あいこと

もうダメ・・・。めちゃくちゃ眠たい・・・。

気を緩めると今に倒れるんじゃないか?と思うほどの眠さだったので、優先搭乗を利用して早く機内に入り、離陸する前には寝てしまおうと考えていました。それくらいに眠すぎてしんどかったです。僕以外の乗客もかなり眠たそうでした。24時くらいですから、みなさん普段は寝ている時間でしょう。

搭乗ゲートには早く搭乗したい人たちが並んでいました。みんな早く搭乗したいと思っていたらしく、かなり人たちが並んでいました。しかし、搭乗時間を過ぎても搭乗は開始されません。「あれ?もう搭乗時間すぎてるぞ!!」と誰しもが思っていたと思います。

それからしばらくして搭乗時間変更のアナウンスが流れました。

一気にため息やガッカリした声で溢れかえり居心地の悪い空間に様変わり、人々の口や鼻からため息としてネガティブなオーラが排出されているのが目で見えてわかるくらいに搭乗ゲート周辺は異様な雰囲気になりました。先頭に並んでいた乗客はめちゃくちゃ怒っていました。怒ったからといって問題が解決されるわけではないのに・・・。

続いて、搭乗ゲートのスタッフが口頭で「30分ほど遅れますので、椅子に座ってお待ちください」みたいなことを伝えたのですが、今度は大勢の方がこのスタッフさんに遅れた理由を聞くために殺到していました。

遅れた理由を聞いたからといって、遅れがなくなるわけでも、時間が早まるわけでもないのに、なぜ理由を聞いてしまうんだろうか?など思いながら、そのスタッフと乗客の会話を聞いたのですが、こう言われていました。

「Cabin is hot」

あいこと
あいこと

???

どういう意味?

Cabin is hotとは何か?

30分も搭乗ゲートの列に並び続けるの体力はなかったので、少し離れた場所の椅子に座り「Cabin is hot」とは何なのか?を考えました。

Cabinは客室のことだと思います。なので、「Cabin is hot」とは「客室が暑い」ということなのでしょう。

でも、そんなことあるんですかね?

僕はそこまでたくさん飛行機に乗っているわけではないですが、それでもまぁまぁ乗っている方です。そして、「Cabin is hot」なんて状況に出会ったことはありません。客室が暑くなるなんてことあるのかな?日なたに車を駐車したら車内は熱くなります。そんな出来事が飛行機でも起こり得るのか?

昔こんな話をテレビで見たことを思い出しました。

飛行機の機体の色が白ばかりなのは、白の方が熱を吸収して熱くならないからです。反対に黒だと太陽光を吸収して熱くなるんですよ。だから黒い機体はないでしょ!

このテレビを見ていたときに強く感じたのは、「いや、スターフライヤーは黒いけど!」でした。

とは言え、飛行機はかなり大きいので、昼間なら日光を吸収しかなり熱くなることは間違いないでしょう。

しかし、今回利用するキャセイパシフィックの機体の色は白です。そして何より、今は深夜の24時です。太陽なんてありません。搭乗できないくらいに客室が暑くなるのか?

あいこと
あいこと

「Cabin is hot」とは、「客室が暑い」ではなく、違う意味なのかも。

そこで違う可能性を模索しました。きっと「客室が暑い」のではなく、「エンジンが熱くなり過ぎている」とか、「燃料の温度が高くなり過ぎている」とか、そういう意味なのではないか?と推測し出しました。

しかし、それはそれで恐ろしいです。「エンジンが熱くなり過ぎているから搭乗できない」のだとしたら、これから10時間以上かけてローマに行くのですから、エンジンはもっと熱くなることでしょう。「燃料の温度が高くなり過ぎている」のだとしたら、高過ぎたら爆発とか起きるんですかね?そうそう簡単に温度が高くなり危険になるのだとしたら怖いものです。

まぁ、航空工学なんてものを一切知らない僕が一生懸命考えたところで何もわかりませんでした。

30分後もCabin is still hotだよ!

30分後、ようやく搭乗が開始され、「これでやっと寝られる」とほっとしながら優先搭乗を利用しました。

しかし・・・。

機内は、熱帯のジャングルのごとき暑さでした。汗が玉のように出てきます。ラウンジでシャワーを浴びたことが一瞬で無駄になるほど汗が止まりません。

どうやら先ほどの「Cabin is hot」は「客室が暑い」という意味だったようです。しかし、30分待っても依然として「Cabin is hot」なのです。

荷物を頭上コンパートメントに収納したり、座席に座り寝る準備を整えながら「この暑さの中準備していたCAさんたちすごいな!それにしても、ローマまでこの暑さのまま行くのか?いや、上空は寒いからそんなことはないか。空調が壊れたということだとすると、上空に行くと今度は寒すぎることになるのか?機内温度が氷点下まで下がったりしないのだろうか?」

色々考えながら、この暑さを紛らわすために、持っていた気付け薬を首や足やおでこに塗りました。僕が持っていた気付け薬は瓶に入ったタイプで、鼻の下に塗るとスースーして鼻のつまりが取れたり、頭が痛いときにおでこに塗るとスースーして頭痛が緩和されたり、不安で落ち着かないときに使うとリラックスできるなどの使い方をよくしています。

メンソールが入っているのでスースーするのだと思いますが、まさか暑さをしのぐために使うとは思っていませんでした。おかげで、暑さは和らぎましたが、汗は相変わらず止まりませんでした。

その後のCabinでの出来事

激暑だけど激眠だから爆睡

体がスースーして暑さが和らいだことを感じながら寝てしまいまいました。ドアクローズされたことも知りませんし、機内安全ビデオも見ませんでしたし、離陸したことも気づきませんでした。

眠すぎて軽食を断る

次に起きたのは、軽食のときです。CAさんに何かを尋ねられましたが、首を横に振って寝続けました。飛行機であんなに気持ちよく寝たのは久しぶりです。

時差のおかげで仕事に熱中

続いてカザフスタン上空で目覚め、機内が快適な温度になっていることに気づきました。

相変わらずロークオリティな画像ばかりで申し訳ありませんが、この起床のタイミングでパソコンを取り出して仕事を始めました。時差の関係もありだいぶ寝たような気がするのに到着までかなりの時間があるという状態でした。こういうときに仕事をすると捗ること捗ること。パソコンの電池残量がなくなるまで熱中して仕事をしました。

朝食はオムレツで幸せ

朝食の時間になり機内はいい匂いが充満していました。朝食は2つから選ぶ仕組みだったのですが、僕は卵料理が好きなのでオムレツを選択しました。残りの1つが何だったかは覚えていません。

「オムレツとソーセージがうまい!まさに機内食の朝食だぜ!」とどうでもいい感想を思いましたが、意外にオムレツの横にあった豆料理も美味しかったです。

沖止めでどっと疲れる

ボーディングブリッジに接続されると思っていましたが、沖止めと呼ばれる方式でした。沖止めとは降機後にバスに乗って空港ターミナルへ移動する方法です。

沖止めの方が近くで飛行機を見れるので興奮しますが、香港からローマのフライトでクタクタなわけです。降機するのも待たされ、バスに乗っても他の乗客が乗るのを待たされ、バスは遅いスピードで空港内を走り、やっと到着した空港ターミナル内でも歩かされ、ようやく入国審査場へたどり着きました。

どっと疲れました。

ジャパニーズといじられる?

入国審査の手前に、パスポートをスキャンする機械がありました。通常、自分でパスポートを置いてスキャンするのですが、僕のレーンにはたまたま職員の方がいて、その職員の方が僕のパスポートを手に取り代わりにスキャンしてくれました。

その際に、笑顔で「ジャパニーズ」と言われました。いや、いじられたのかな?

どう反応したらいいのかわからなかったので、「あ、はい」とだけ言いました。

そんな感じでやっとローマに到着です。

まとめ

香港からローマへのフライトの話でした。「Cabin is hot」から始まり、入国の際の意味不明な「ジャパニーズ」に終わった旅でした。

客室で寒さに震える乗客はよく見かけます。でも、熱帯のジャングル並みの暑さを体験したのは初めてでした。気付け薬を体に塗って暑さを和らげなんとかすぐ寝ましたが、気付け薬がなかったら暑さで気を失ったかもしれません。おかげで新しい気付き薬の使い方を発見できました。

おしまい。