寝ること夢を見ることだけが楽しみ

休職が始まると、ただでさえ人との関係性が希薄な僕はさらに人と接しなくなりました。

そうなってくると「明日これをしよう!」とか、「服何を着ようかな?」などということさえ考えなくなりました。

だって人に会わないですから、そして会いたくないですから、考える必要がありません。

ワクワクもドキドキもしません。したくないです。ボケーっとした感じの毎日でした(そして、それはすごく楽でした)。

その結果、夢を見ることが最大の楽しみになりました。

休職中はさらにひとりぼっちで楽しみが皆無

休職中の楽しみは特にありませんでした。

まず、外に出ないので、人と話さなくなりました。コンビニの店員さんが「箸は何膳いりますか?」とか聞いてくるのに対して答える程度でした。

ネットやメールでのやり取りもやっていませんでした。

当時は、mixiが衰退期に入り僕の友人は誰一人としてログインしなくなる時期で、facebookが少しずつ有名になってきたあたりでしたが、僕のmixiの友人は50人程度、facebookは学生時代に知り合った外国の友人が10名程度という状態で、これらのSNSでは全く楽しめませんでした。

親と電話で話すのも1週間に1度程度でした。

本当に孤独でした。孤独だと楽しみなこともありません。

でも、孤独でいたいとも思っていました。一人で、ゆっくりしたい。

孤独で寂しいけど、一人でいたい。

そんな僕に都合が良かったのが夢でした。

夢を見ることだけが僕の楽しみ

夢の中では、家に閉じこもっている僕とは違い、活発に色々なことを僕はやっています。

そんなとき、朝、目が覚めます。

夢の内容は、時間が経つとともに急速に忘れてしまいますが、夢から覚めた直後は、自分が夢の中でやろうとしていたことを続けたいと思い、さっきまで見ていた夢の内容を思い出して、もう一度夢を見ようと寝ました。

すると、また夢を見るんです。

その夢はさっきの夢とはまったく違う夢なんだけど、そこでも僕は何かやっている。孤独とは無縁で、色々話をしたり、話されたり。

しかも、夢は、夢から覚める。どんなに困難なミッションに挑戦していても、夢から覚めた時点でリセットされる。

朝方はよく夢を見た気がします。眠りが浅いからなのか、原因はわからないけれど、結局昼過ぎまで寝ました。そんなことをよく繰り返していました。

そのため、生活のリズムはめちゃくちゃでした。

夢の中で、僕はやりたいことをやっていたわけではありません。でも、やっぱり部屋の中の閉じこもった自分とは違うし、失敗も何回でもできる。そういうことから、僕は夢の中が好きだったのだと思います。

怖い夢を見ることも

でも、夢はいいことばかりでもありませんでした。

会社に出勤し、サラリーマンをしている夢もありました。

その日は、上司に「やりようがあるだろ!」と言われ、嫌な思いをしながら家に帰るという夢でした。

ハッと、目がさめ、時計を見ると朝9時を過ぎていて・・・。

「しまった、遅刻だ!!!」

と思って、出社準備をしようとしたら、「そうだった。休職中だった」と我に返る。

そういうことも多々ありました(夢の中で、9時に起きて「ヤベっ!!遅刻だ!」と夢の中で慌てて出社する夢も良く見ました)。

今でも、夢が大好き!?

今でも、嫌なイベントが近づくと、起きずに、「もう一つ夢を見たら起きよう。」、「もう一つ見たら」と繰り返して、寝続けています。

そして、最近では、記憶に残っている出来事が夢の中の出来事なのか、現実の出来事だったのかよくわからなくなってきました。