台北に到着し、シンガポール航空のシルバークリスラウンジを1人で満喫した僕が次に向かったのがエバー航空が運営するラウンジでした。
僕はスターアライアンスゴールド会員(ANAのスーパーフライヤーズカード保有者)ですが、台北にはエバー航空ラウンジが4つあります。案内によるとゴールド会員は「The Star」と「The Club」へ入室できるようでしたが、The Clubへ行くとThe Starへ行くように案内されました。
搭乗券にNH*Gという印字をしてもらったり、The Clubという別のエバー航空が運営するラウンジに入ろうとしたらThe Starへ案内されたり、アイスクリームのマシンが壊れていたり、そんな感じでしたがやっぱり綺麗でかっこいいラウンジでした。
The Clubへ行ったら・・・
既に述べましたが、ここ台北にはエバー航空が運営するラウンジが4つあります。
写真では見辛いのですが、スターアライアンスゴールド会員はThe StarとThe Clubが利用できるようでした。
最寄りにあったのがThe Clubでしたので、The Clubへ入室を試みました。
入口からおしゃれな雰囲気を醸し出しています。GUCCIとかHERMESとか、そんな雰囲気です。こんな立派なラウンジに入るのですから、それ相応な服装をしていて良かったと思いました(ジャケットは必要不可欠ですね)。
ラウンジ入口近くにレストランやベンチがあるのですが、こんな会話が聞こえてきました。
「あのラウンジ誰が使えるんやろう?」
僕は心の中でこう思いました。
「俺様が使えるんだよ!」と。
そんな生意気なことを思いながら入室しました。
NH*Gと印字してもらった
入室すると受付の方が「ゴールド会員ですか?」と訪ねてきたので、搭乗券とマイレージカードを提示しました。
そして、ここでも搭乗券のある問題に引っかかりました。
受付「あれ?あなたゴールド会員なのに、なぜ搭乗券に印字がないの?」
前回のシンガポール航空シルバークリスラウンジ入室でも抱えた同じ問題です(詳細は「台北のシルバークリスラウンジの昼過ぎは利用者ゼロ」)。
普通ですと、僕はスターアライアンスゴールド会員なので、チェックインの際に受け取る搭乗券にはゴールド会員だとわかる印字がされます。ANAの上級会員の場合、NH*Gと印字されます。
しかし、今回は特典航空券だったためなのか、それがなかったのです(特典航空券でも、印字されたり、代わりのスタンプを押されたりと場合によりけりで、僕自身よくわかっていません)。
僕「特典航空券だからと思う」
受付「それって不便じゃない。ちょっと待って」
なにやらカタカタ作業をしてくれました。そして、返ってきた搭乗券を見てみると、NH*Gという印字がされていました。
わかりにくい写真ばかりで申し訳ないですが、上がAfterで下がBeforeです(こういう時って、普通は上がBeforeで下がAfterですよね・・・)。
印字してくれたおかげで、以後のラウンジ訪問や優先搭乗をスムーズに行うことができました。ありがとう受付のお姉さん。
でも、なんの権限があって印字できるでしょうか?日本の空港のチェックインカウンターの方にできなくて、なぜエバー航空のラウンジの人ならできたのか謎です。
The Clubへは入れず
マイレージカードと搭乗券を受付から受け取って、ラウンジに入ろうと思ったのですが、受付の方が何か言っていることに気づきました。
聞き取れませんでしたが、「向こうのラウンジ」みたいなことを行っています。
一瞬意味がわかりませんでしたが、4つのエバー航空ラウンジがありますので、どうやらここのラウンジではなく、向こうのラウンジへ行ってくれとのことでした。
僕「Over there?」
受付「Over there!」
みたいな会話を2往復させて、The Clubの外に出ました。なぜThe Clubが使えなかったのかは不明です。人が多かったから違うラウンジを案内したのか、The Clubはエバー航空のゴールド会員専用だったのか、理由はわかりません。
外に出た僕はすごく恥ずかしかったです。わずか2分ほど前に意気揚々と入室したにも関わらず、すぐ出てきたわけです。
先ほど「あのラウンジ誰が使えるんやろう?」と言っていた集団の方も見ているかも知れません。そして、こう思っているかもしれません。
「あぁ、やっぱりあの人じゃ使えないラウンジなんだ」とか、「あの人、クレジットカードラウンジと勘違いしたんじゃない?」とか、「ドヤ顔で入室したのに、すぐ追い出されてやがる。爆笑」とか。
逃げるように「Over there」へ向かいました。
The Starへ
Over thereと思われる方へ行くと、The Clubよりはるかにでかい建物がありました。
でかすぎて、写真を撮るのに一苦労したほどです。恐る恐る中へ入ると、先ほどのThe Clubより立派な受付がありました。
受付から1人のスタッフが出てきてバーコードリーダを僕の搭乗券にかざすと左側へ案内されました。どうやら左側はThe Starと呼ばれるラウンジのようです(右側はエバー航空が運営するThe Infinityです)。
床にセンス良くThe Starと映し出されています。
「おお!旅ブロガーさんのブログで見たやつ!!」と興奮しながら撮影しました。
入ってすぐは、まっすぐ廊下的なエリアから始まります。
トイレなどがあるエリアです。あと、バックヤード的な場所もこのあたりにあるようです。
さらに進むとラウンジに到着です。
僕はラウンジ手前側が好きではありません。どこのラウンジに行っても奥を選択する人間ですので、奥へ行きました。
このエリアは実際は写真よりかなり暗いエリアです。暗い場所が好きな人には落ち着くことでしょう(僕は暗いところが好きなのでここに着席しました)。
さらに奥へ進むと、もうちょっと明るいエリアもあります。
また、ラウンジには窓があるラウンジですが、そのビューはあまり良くなかったです。
空港のチェックインカウンターのフロアが見れる座席です。滑走路などは見れません。
僕が嫌いなタイプのテーブル席もあります。
高さが高いテーブルと椅子です。このタイプだと座ったり、立ったりがめんどくさくないですか?僕の背が低いからなんでしょうか?
アイスクリームはThe Infinityにて提供
他の人が見ると違うかも知れませんが、僕には「スペースワールドみたい」と感じました。子どもの頃に行ったスペースドームの内部のように感じました。
ただ写真で見返すと、宇宙っぽさはないですね。でも、その場にいると宇宙っぽく感じたんです。なぜなんだろう・・・。
実は、この日はすでにご飯をたくさん食べていましたので、このラウンジではアイスクリームを食べようと思っていました。しかし、アイスクリームの冷凍庫みたいな奴には布が被せてありました。
どうやら故障中のようです(後日、写真を拡大してみると「アイスクリームが欲しい場合はThe Infinityへ行ってください」と書かれていることを知りました。The Infinityへ行けばよかったかも)。
アイスクリームが食べられなかったので、仕方なく食事をしました。
美味しいものもありましたが、微妙なものもありましたので、ラウンジ飯は「まず少量を取って味を確認する!」ことが大切です。
そして、これが本日4食目です(関空ANAラウンジ、関空-台北間の機内食、台北のシルバークリスラウンジ)。豚まんみたいなのを食べられたので満足です。
まとめ
以上が、僕のThe Star訪問記です。
なぜThe Clubに入れなかったのかはわかりませんが、The Starの方が格上のラウンジだったのかもしれません(詳細は不明です)。
搭乗券にNH*Gと印字してもらったり、アイスクリーム提供中止だったり、実はThe Infinityに行けば提供してもらえてたり、個人的にはエバーラウンジはスペースワールドっぽい気がするけどみんなそうなのかな?と思ったり、そんなラウンジでした。
おしまい。