うつ病の休職診断書をもらったが上司へ電話することが苦痛

社会人2年目の9月初め。社内ニートだった僕は、水曜日から仮病により会社を欠勤しました。その欠勤はずっと続き、週を明けた月曜日も同様に休みました。

月曜日の朝、上司に欠勤の電話をした後。その日は心療内科の予約日でしたので、心療内科に行かなければなりませんが、行く気力もわきません。

でも、今のままの状態を続けるわけにも行きません。明日も仮病で休めるでしょう。でも、仮病で20日連続欠勤なんてのは無理でしょう。

どうすればいいのか?

心療内科へ行くという意思決定プロセス

結局、午前中は何もしないまま過ごしました。テレビもつけず、パソコンも立ち上げず、ほとんど寝ていました。ときどきガラケーでネットをしていた程度です。

トイレにさえ行くのがめんどくさくて、喉が渇いても水を飲みに行くのがめんどくさい。

めちゃくちゃ長い永遠なんじゃないかと思うときもあれば、意外と早く時間が進んで行く時間帯もあるような、よくわからない時間を過ごしました。

心療内科に行くかどうかをずっと考えました。

  • 「行かない」
  • 「行く」

「行かない」と考えている時は、心療内科に行きません。でも、「行く」を考えている時は心療内科へ行く可能性があります。

  • 「行かない」と考えているときは何も行動しません。
  • 「行く」と考えているときも考えるだけで基本的には何も行動しません。でも、2%くらいの確率で「心療内科へ行く」という行動に移すことがあります。

その結果、数百回くらいの「行く」か「行かないか」の思考を繰り返し「行く」を選択し、さらに実際に行動に移しました。

15時頃、家を出て病院まで歩いて向かいました。

病院には15時30分くらいに到着し、16時の診療開始時間まで外で待ちました。さすがに30分前なので僕が1番目でした。その後7人くらいが並び、15時50分ごろに1番に受付をしました。

そして、すぐに診断室へ呼ばれました。

うつ状態という休職診断書

医師「最近どうですか?」

いつも通りのお決まりの言葉から始まりました。

僕は前回の診察からの今日までの5日間ほどの話をしました。

  • 前回の診断以降も欠勤している
  • 今日こそは行こうと思っていた
  • けど行けなかった
  • このままいつまで休み続けるのか
  • 会社に行くきっかけもない
  • トイレも行きたくない

などなどの話をしました。

医師「あなたの会社は、きゅうしょくできますか?」

給食?なんだ?きゅうしょく?

僕「いや、わかりません」

とりあえず知っているかのように振る舞いました。

医師「え〜っと、会社は・・・どこでしたっけ?」

僕「◯◯◯です」

医師「ああ、そこなら問題ないです。きゅうしょくできるでしょう。診断書用意しますから、今日中に会社にそのことを電話してください」

僕「はぁ〜」

医師「うつ病と書くと今後のキャリアに悪影響なので、うつ状態と書いておきますね」

そんな感じで診断は終わりました。

うつ病だったそうです。でも、うつ状態とも言っていたので、僕の症状はまだ軽い方だったのかもしれません。

会計の際に、封筒を渡され、その中に診断書があり、そこには「うつ状態のため1ヶ月の休職が必要」と書かれていました。

1ヶ月休めるということ?

休職診断書のことを上司に電話できない

ネットで「休職」について調べると、病気により長期休養が必要な場合に利用する制度だと知りました。

「うつ状態のため1ヶ月の休職が必要」と書かれていたので、1ヶ月休めるようです。

「なるほど、とりあえずしばらく休めるのか。時間を延ばしているだけで、後回しだけど、これに頼るしかない」

そうなれば、この診断書を会社に提出したり、事情を上司に話さなければなりません。

つまり、上司に電話しなければならないわけです。

初めて仮病で休んだ日「仮病で会社を欠勤した1日目 朝起きると体が磁石みたいに・・・」においても上司に電話することに緊張しましたが、「休職します」という電話をするのもなかなかの苦痛です。

医師には「今日中に会社にそのことを電話してください」と言われましたが、家に帰った時点ですでに17時になろうかという時間でしたので、あと30分くらいで覚悟を決めて電話しなければなりません。

などなど考えていたらあっという間に15分たち、20分たち、定時の17時30分も過ぎてしまいました。

電話する勇気がない。

なぜ病院から会社へ電話する仕組みとかないのだろうか?

上司ではなく社員用社内相談窓口に電話すればいいという仕組みはないのだろうか?

そして、結局電話できませんでした。気が重たくて重たくて、本当に嫌でした。

最憂鬱な朝

火曜日の朝。つまり休職の診断書をもらった翌日の朝。

目が覚めませんでした。起きると10時くらいになっていました。

もちろん、8時台、9時台に何度かは目が覚めました。でも、起きれませんでした。

「しまったぁ!もう始業時間を過ぎている!」と少しだけ思いました。でも、少しだけでした。どうでもいいやという気持ちが強かったです。

休職の診断書の話を上司にしなければならないことを思い出し憂鬱な気分になりました。ズル休みの方がはるかに簡単です。

上司に「休職の診断書が出たので・・・」みたいな電話をすることは、信じられないほどのパワーが必要です。

なかなかできません。

最憂鬱な朝でした。

上司への電話は思ったより簡単

やっとの思いで、電話しました。

起床後30分くらいです。いつものように同じ女性が電話に出て、上司へ繋がりました。

僕「病院で、1ヶ月休職の診断書が出たの休みます」

上司「あっ、そうなの。わかった。まずは休んでください」

上司も僕の状況をわかっていたのだと思います。土日を含めると実に6日間熱が出続けているというのはどう考えても仮病です。もしくは大学病院で見てもらわなければならないような重病を患っているかです。

上司「診断書は会社へ郵送で送ってもらえる?」

僕「はい、わかりました」

そんな感じで電話は終わりました。

思ったよりあっさりでした。

上司からの電話の意味は?

それから1時間くらいしたときでした。突然携帯が鳴りました。

僕の携帯に電話する人なんていないのでびっくりしましたが、出てみると上司でした。

上司「これ、俺の番号だから、週一くらいで近況連絡してくれる?」

僕「はい(心の中では、「絶対しない!」と思いました)」

そして、意図がよくわからない質問をされました。

上司「あと、どこの病院で診断書もらった?」

僕「ABCメンタルクリニックです」

上司「なんで、その病院に行ったの?

僕「家から一番近かったからです」

上司「あぁそう。お大事に」

この電話はそれで終わりました。

一体、なぜ通院した病院を選んだ理由を聞いたのだろうか?と不思議でした。

病院によって、今では頼めば診断書を書いてくれる医者がいるそうです。うちの会社でも、そういう医者に対して嫌悪感があり確認をしたのでしょうか?

病院名を聞かれた後から、なんとなく不安を感じましたが、その後は特に何もなく休職になりました。