チュラロンコン大学へ行ってきました。チュラロンコン大学はタイで一番有名な国立大学です。僕の妻の出身大学はタマサート大学なのですが、チュラロンコン大学はそのライバル的な存在です。

とは言っても、タマサート大学の人はライバル視していますが、チュラロンコン大学の人はさほどライバル視していないような気もします。東京と大阪みたいな関係なのかな?
なので、タイの大学といえばチュラロンコン大学!で間違いないと思います。
ところで・・・
- チュラロンコン大学
- チュラロンコーン大学
- チュラーロンコーン大学
どの表記が正しいのか知りませんが、僕はチュラロンコン大学と呼んでいるので、チュラロンコン大学と表記します。
そんなチュラロンコン大学のキャンパスを訪問した話です。
バンコクの中心なのに大自然に囲まれた広大なキャンパス
地方私立大学文系出身の僕が過ごしたキャンパスは端から端まで10分ほどで歩ける小さなキャンパスでした。キャンパス周りを1周するのに30分もかかりません。国立の単科大学の方がもっと大きなキャンパスだと思うほどの小ささです。
一方のチュラロンコン大学は、チョー広くでびっくりでした。
自然公園かと見間違うほど
まず、キャンパスがバンコクの中心にあるんですよ。MBKセンターとかすぐそこだし、少し距離はありますがサイアム・パラゴンとかもあります。なにそれ?って感じだと思いますが、めちゃくちゃ栄えているエリアにあるのです。
そんなキャンパスのメインの入口から入った様子がこちら。
入口はたくさんあるのでどれがメインなのかはよく知りませんが、僕が入った場所には大きな池があり、後ろに高層ビルがあります!
普通はMRTのサムヤーン駅かBTSのサイアム駅などからアクセスすると思うので、この入口から入る人は少なそうです。
キャンパスにはいたるところに大木が!
これは自然公園でしょうか?
とても大学とは思えません。ついでに言うとこの大木はチュラロンコン大学のシンボルだそうです(妻談)。
さらに進むと大学を設立した王の銅像などがあります。
王が人材育成の重要性を知っていたと言うのは素晴らしいことですね。
こんな場所で勉強したかった
もちろん、普通の大学っぽい場所もありますよ。
これは建築学部の建物。
建築学部だからと言って建築っぽくないですね。奇抜なデザインではなく伝統っぽさを感じるデザインです。
建築学部の建物の中に入ろうとすると妻に止められました。妻曰く「タマサートと違って、チュラロコンは部外者が建物に入ってくると警備員に外を連れ出される」とのことでした。本当かどうかは知りません。
工学部と思われるモニュメントがこちら。
次はチュラロンコンでは有名な掛け声のシーンを再現した像だそうです。
こうした活動が先輩から後輩へと伝えられているそうで、タイの大学ならどこの大学にもこういう文化があるそうです。
それにしても広い広い。そしてどこもかしこも木々が生い茂っています。こんな場所で大学青春時代を過ごしたかったなぁ〜。

キャンパスが広いので学生密度も低く感じ、私立文系のマンモス大より快適そうでした。
周辺の施設に土地を貸して大儲けしている!?
そんな広いキャンパスなので、いたるところにキャンパスマップがあったのですが、広すぎてよくわかりません。
いやはや広すぎでしょ・・・。それに文字が小さい・・・。縮尺もよくわからないほどの広さなのです。
妻が言うには、このキャンパスの周辺の土地もチュラロンコンの持ち物だそうです。

バンコクの一番栄えているエリアにキャンパスを構え、周辺のショッピングモールやらホテルやらに土地を貸し出しているから大儲けしてるんだよ。
チュラロンコン大学は不動産開発会社ということなのでしょうか?
妻が言っていることなので、根拠はありません。単なる噂かも。まぁ、そんな話があるくらいに、バンコクの中心に広大なキャンパスを持っているのがチュラロンコン大学です。
富裕層 vs その他で仲が悪いらしい
チュラロンコン大学ミュージアムという施設がありましたので入りました。
正直に言うと、大した施設ではありません。未完成というか、コンテンツ不足というか・・・。
「おおっ!!」となった箇所はありました。
上皇陛下もチュラロンコン大学に来校されていたそうです。
でも、説明がタイ語と英語なのでよくわかりませんでした。日常会話くらいなら英語もできますが、1文に知らない単語が2つでもあったら意味がわからないのでギブアップです。
なので、妻が色々と説明してくれました。その中にこんな話がありました。

チュラロンコン大学はタイで1番の大学だから、富裕層の子はみんな目指すんだよ。でも、富裕層の子だけが入学するわけじゃなく、普通の子たちも入学するから、学内には富裕層グループと普通の子グループという派閥があって仲が悪いんだよ。
富裕層と普通の子で派閥があるとか、大学生活しづらそう・・・。
僕のいた大学ではせいぜい指定校推薦の人と一般入試の人とで打ち解けにくそうにしてたくらいで、しばらくするとそういうのもなくなったんで平和な大学生活だったと思います。チュラロンコン大学みたいじゃなくてよかった。
とは言って、これも妻から聞いた噂話です。妻のチュラロンコン大学の友人から聞いた話だそうです。僕にもチュラロンコン大学の友人がいますが、そんな話は聞いたことないので、う〜ん真相はどうなんでしょう。
お土産を購入したよ
僕は大学へ行くと、その大学オリジナルグッズを購入しています。

チュラロンコン大学グッズを買いたい!
その辺を歩いていたチュラロコン大学生に「本屋はどこ?」と聞いて、本屋にたどり着きました。タイの大学だと、大学の本屋に大学グッズが売られています。
場所はここ!
うまく説明できないので、工学部近くに次の写真の建物の地下にあります。
そこにChula Bookというお店があります。
公式グッズなのかどうかはさっぱりわかりませんでしたが、そこには数え切れないほどのチュラロンコン大学グッズがありました。1000点くらいあったと思います。
- キーホルダー
- Tシャツ
- 帽子
- カバン
- タンブラー
- ノート
- 制服
などなど数えられないほどです。チュラロコン大学の学生じゃなくても、ここで同じ制服を購入すればチュラロンコン大学の学生の振りはできそうです(これは他の大学にも当てはまることです)。
僕は、Tシャツとキーホルダーを買いました。
チュラロンコン大学のカラーがピンクだそうで、どのTシャツもデザインがかっこ悪かったのですが、このTシャツはかっこよかったです。
翌日にさっそく着用しました。
今でも、よく着ています。
一方のキーホルダーですが・・・。
チュラロンコン大学なので学生がCとUの文字を持っています。可愛らしいキーホルダーなのですが、タマサート大学に行くとCがTになっただけのTUキーホルダーが売られていました。なんかがっかりです。
グッズを買ったので大満足してチュラロンコンをあとにしました。
まとめ
以上がチュラロンコン大学へ訪問した話です。
話のほとんどが妻から得た証拠のない噂話で構成されていてすみません。
噂だとしても本当だとしても、こんなに大きくてバンコク中心部なので自然に囲まれたキャンパスで学生生活を送りたいものです。
今はチュラロンコン大学、タマサート大学、マヒドン大学などのタイの有名大学に留学するプログラムも充実しているようですのでうらやましい限りです。僕が学生だったら絶対にチュラロンコン大学に留学しただろうなぁ。
そんなことを考えながら、チュラロンコン大学から少し歩いた場所にあるサイアム・パラゴンというただ値段が高いだけのショッピングモールへ向かいました。
おしまい。