「雲仙岳災害記念館・がまだすドームを訪問!感想や所要時間など紹介」にて雲仙普賢岳で発生した火砕流について学びました。この施設は本当に充実した施設でした。
ところで、実はがまだすドームに来たなら、もう一つ行った方が良い場所があります。それが今回紹介する公園です。

土石流被災家屋保存公園
公園として、被災地をそのまま保存しているという珍しい場所です。訪問しましたので、どんな場所だったのかを紹介します。
アクセス がまだすドームから徒歩20分
土石流被災家屋保存公園は、雲仙岳災害記念館・がまだすドームとセットで行くことをお勧めするのですが・・・。
がまだすドームから土石流被災家屋保存公園へはまぁまぁな距離があります。
若い人なら問題ないでしょう。徒歩20分ほどなので。でも、高齢者の方は難しいもしれません。
なぜ、この公園の横にがまだすドームを建てなかったのか?と思うところですが、仕方ない事情もあったのでしょう。
天気が良かったこともあり、きれいに雲仙普賢岳を見ることができ、気持ちよかったです。
家が埋まっている衝撃
20分歩くと土石流被災家屋保存公園に到着します。白い屋根の建物が目印です。
屋内
この建物の中に入ると、異様な光景を目にします。
本物の家が埋まっているのです。

セットにしては本物っぽすぎる!
って、本物なんですよ。上に建物を建てて、災害の後の状態のまま保存しているのです。屋内のエリアは9時から17時まで開放されています。
屋外
一通り見て周り、外に出るとそこでも驚きました。
外にはそのまま放置されたように、土に埋もれた家がありました。これも当時のまま保存されている家です。
なぜ建物内で保存されている家と外で保存されている家があるのか不明ですが、あの災害が起きた時代に、この家で生活する人がいたんだと感じることができました。
この地域の住民は避難勧告を受けて避難していたこともあり、亡くなった人はいないそうです。
隣接する道の駅で食事
時間的にちょうどお昼ご飯の時間でしたので食事をしようと思ったのですが、近所にコンビニもなさそうでした。
でも、もっと良いものがありました。
道の駅みずなし本陣です。
レストランもありましたが修学旅行の団体が利用していたので、僕はお土産屋さんで軽く買ってベンチに座って食べました。
訪問しての感想
がまだすドームから少し遠いので、しっかりスケジュールを考える必要がありますが、一見は百聞にしかずです。家が埋まっているという衝撃的なこの公園を見ることで、噴火や火砕流の危険を実感できました。
また、道の駅が隣接しているので、見学のついでにご飯を食べることもでき、思わぬ形で利便性を感じることもできました。
おしまい。